みなさんこんにちは。
今日もまたお忙しいところ、わざわざお越しいただき、
大変ありがとうございます。感謝まみれです。
前回からの続きです。アウトプットトレーニング一般論の私の振返りの最終回が近づいていて、なんだかさみしいですが…
前回は、今までの「量」についてお話ししました。
今回は「どのようにやってきたか」をお話ししたいと思います。
私の場合、会話初期の頃はNative Campのメニューの一つである、
「5minutes discussion」(5分間のディスカッション)をメインに使ってました。
理由は、一言でいえば予習復習に本当に適したメニューだからです。
(本当の自由な会話ができるレベルとは相当に遠かったというのが隠れたもう一つの理由です笑)
具体的にいいますと、あらかじめテーマが決まっていると予習(どんなことを言うか考え、
それをどのように英語で言うか練習しておく)ができますし、同じテーマで複数の講師を
訪問することでどんな質問が来るかも予想がつくようになりますし、
また、それらの質問へ英語で答える練習もすることができるからです。
1日のレッスン数に限りがあったとしたら、この練習は出来なかったと思います。
出来たとしても効率はあまりよくないでしょう。
【※残念なお知らせです
2018年2月ころから、一部の生徒(おそらくサービスを大量に使っている生徒)を
対象に、「最後のレッスン終了から1時間おかないと次のレッスンを訪問できない」と
いう縛りが設けられました(予約レッスンを除く)】
そしていつの日からか、free conversation(talking)(自由会話)に完全移行してました。
(申し訳ございません。いつころからだったか記録をつけておりませんでした。
2017年内だったはずです。)
内容については講師に話を振ってもらうか、自分の近況・思い・予定等です。
(結局内容はなんでもありということです)
書き殴りしていたときと同じですね。
そして、リスニングについては何度も聞き直してもわからないところは正直にあきらめるか、
チャットボックスにタイピングしてもらってました。
ときに、講師によってはOKとさらりと次の話題に移ってくれます。
オンライン会話でのリスニングについて私がこのスタンスでよしとしているのは、
リスニングについてはネイティブスピーカーとの会話か、日々のリスニングトレーニングの方が
効率がいいと思うのが一つの理由です。
そしてアウトプットについては・・・ これも本当に我流のやり方ですが
ノンネイティブスピーカーとの会話において重視していることは個人的には以下の通りです。
いま現在でも、言いたいことはやはり大半は「日本語」で頭に浮かんできてしまいます涙
これをうまく言えなかったり、言えたとしてもしっくりこなかったり、文法的な疑問が浮かんだり、
対応する決まり文句を身に付けたかったり、といった場合はささっとメモするのです。
必要に応じてankiを使っています。(これも「書き殴り」時代と同じです)
そして例の「事後チェック」を「書き殴り」続けたときと同じように行って
正確性を向上させ、そして「しゃべれる領域」を拡大させていくのです。
※次回の記事で、どのように「しゃべれる領域」を膨らませていくかお話しします
次回同じ内容のことが言いたくなったときは必ずスムーズに言えるように復習するように
心がけました。そして今でもそうしています。
これらのことが何を意味するのかと言いますと、そうです。
今でも私は言いたいことは大体は英語で発信できるかもしれません。
が、・・・・
その表現が自然なのか、または何か誤りを含んでいるのか、
はたまたもっといい表現があるのか、といった要素をはらんでいる文章がたくさんあります。
あるはずです。しかも日本語のときと違い時々(しょっちゅうかも)たどたどしくなります。
これが第二言語なのです。
しかし、以前にもお話ししました。決して「母語」の力と比べてはいけません。私たち日本人は
最低数万時間は日本語を使っているのですから、野球で言えばメジャー級の力があって
当然です。
一方で、第二言語が小学生や中学生、ひいき目に見て草野球レベルの力しかない、
またはそこを長時間かけて通過しなければいけないのは仕方がないことなのです。
これが、私がいまでも常に学習を継続していかなくてはならない身であるとお話しした理由の一つです。
※海外組と国内組では一般的には役割が違うことは以前、ひとつの独立した記事で申し上げました
(技術的なことの他に身体的にもです。今でも一日中英語を話していると、舌やくちびる、ほっぺが
疲労感でいっぱいになることもあります。)
ひとつ、たとえ話をします。
もしアメリカ人の方が日本のとある路上で、不自然でしかも発音も相当に
英語なまりの入った日本語で、一生懸命にみなさんに話しかけてきたとしたら
みなさん笑いたくなりますか。ばかにしたくなりますか。
大半の方はその逆でしょう。その姿勢と熱意に拍手を送りたくなるのではないでしょうか。
私もその一人です。そしてもし回答するとしたら可能な限り教科書に近い日本語でゆっくりと
話すようにすることでしょう。その方の自信につながるようにと。
第二言語を話すというのは想像以上に難しく、でも本当に楽しいです。
第二言語として割り切って学習を継続していけばいいのです。
継続すればするほどメジャー級の母語の力に近づいていきます。
これはいいたとえかわかりませんが、私自身の話をさせてください。
私は右利きなのですが、食事や歯磨き、パソコンのマウスは数年前から
出来るだけ左手でやるようにしています。脳にいいという話を聞いたからです。
英語は右脳を活発にすればいいという噂を聞いたことがあるというのも小さな理由です笑
しかし、まだまだメジャー級の右手の正確性、迅速性には全然追いついていません。
でもちょっとずつ近づいているかなと信じてます。
第二言語ならぬ、第二利き手の話でした。第二言語もこのように割り切ればいいのでは
いいと思います。母語の力に完全には追いつかなくても、必ず近づいていきます。
注意
これは第二言語と母国語の力の違いを感じた時にストレスを感じる必要がない理由です!
またはストレスを感じないようにするための(悲観的にならないための)理由(根拠)です。
決して目標を最初から母国語並(メジャー級)より下にしてもいいという理由ではありません。
目標は高いにこしたことはありません。
私の悪い癖です。話がまだ脱線していました。(T_T)
リスニングに話は戻りますが、私の場合「毎日の」会話継続の最初の年で
2000レッスン以上訪問してその後、現在結果的には、「量」がリスニングの
問題をある程度は解決してくれました(^^)
(ノンネイティブスピーカーとの会話についてと、ネイティブスピーカーが気遣ってくれたときについてのみ涙)
アウトプットに飢えていた私は会話においてはリスニングの観点からみた質にこだわるよりも、
アウトプットトレーニングの観点(話せる領域を拡大させる目的)
から貪欲的にレッスンをこなしたため、結果的にはこうなりました。
これは個人的経験であって、やはりリスニングは一人でのトレーニングの方が上達は早い
可能性が大だと思います。手加減なしの英語の同じ個所を何回でもきけますし。
とにかく何のトレーニングでもいいので、間違った内容でなければ
「継続」していけばいいのです。
リスニングについては特にまだまだ未熟な私は、
このブログの「毎日」の更新の時期が終われば「会話のレッスン」ももう少しだけ減らして、
次は本物の映画の2本目(ディクテーションからの一連トレーニング)に挑もうと思っております。
※生まれて初の映画は師匠の募集がかかったときに応募して楽しみながら終えました。
次回は最終回となる予定で、アウトプットについての教訓をお話しします。
みなさまの清きクリック、日本の未来を変えていきます。
どうかよろしくお願いいたします。
改めて、ありがとうございました。

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