アウトプットトレーニング(気を付けるべきこと)

みなさんこんにちは。

今日もまた、お忙しいところわざわざ当ブログまで
足を運んでいただき、まことにありがとうございます。

前回からの続きですが、今日はアウトプットトレーニング一般論について最後になる、「気を付けるべきこと」についてお話しします。

この「気を付けるべきこと」というのは、私が恩師はじめ英語学習において必要な事前知識とそして私自身の長い(?)学習経験から実際に得られた教訓です。本当に大事なことです。

少し長くなりますが…

前回までで、書き始めから毎日の会話まで、思い出せる全てを隠すことなくお話してきました。

今日はアウトプットトレーニングにおいて大事なことを2つお話しします。
※今日の用語「武器」は恩師の言葉を拝借しています。

1 自分で使える武器(英語の表現)を増やすため、常にアンテナをはる

これは大量リーディングの記事でも、音読トレーニングの記事でもお話ししておくべきことでした。

以前、母国語以外の言語のアウトプットは意識的なトレーニングが必要だと
お話ししましたが、深いレベルではインプットとアウトプットは密接に
つながっています。

赤ちゃんが母国語環境でたくさんの母国語に触れ続けてしゃべり始める現象を
意識的に真似するべきなのです。

大量リーディングの記事ではどんなものを読めばいいか個人的なおすすめを
紹介しましたが、対象は何であれ、「これは自分のものとして使える」といった
表現に出会ったら必ず自分のストックにしてください。

方法は問いません。その場で数十回唱えるなり、Ankiを使うなりなんでもいいです。

これは音読トレーニングに使う素材についても言えます。これはと思ったものは
特に感情を込めて読んで自分の武器にしてください。

そして、さらにこれは英会話レッスンについても言えます。

例えば私自身の振返りから今すぐ思い出せるものとしては「If you don't mind,」
という表現があります。

文法の参考書でも問題集でもよく「Would you mind me(my) ~ing」(~しても構いませんか?)
が相手に尋ねる表現として載っていますが、これよりはるかに高い頻度で、
「If you don't mind, I ~」(もし気に障らないなら私は~します)という表現に
出会うのです。

さすがにここまで頻繁に出会うとアンテナをはるとか関係なく自然に覚えることが
出来ますが、中には個人的な英会話では少ししか使われなかったけど、実際の
英語の世界では頻繁に用いられている表現に出会う可能性もあります。

これも大量リーディングにも音読トレーニングにも言えます。

でも武器を増やしていく際には注意が必要です!
「これは使えるぞという表現を全部覚える」には待ったをかける必要があります。
アウトプット・インプット両用としてなのかインプット用としてだけで十分なのか線引きをしたほうがいいです。
メリハリをつけるべきです。

理由の一つは、「これは相当に使える」と思った表現でも、ネイティブスピーカー以外には通じない
(語彙が難しいか、使用頻度が高くないからだと思います)表現がたくさんあるからです。

もう一つの理由は後半でももう一度触れますが、全部を覚えていくのは時間効率が悪いからです。

私自身の経験をお話しします。

たとえば英検1級の単語集で、「as a reparation」(償いとして)に出会った
ときはしめしめと思いその場で覚えたものですが、「英検1級の単語は
聞いたり読んだりしたときに分かればいいレベルのものが多い」ということを
しっかり心に留めておくべきでした。すっかり忘れていました。

ノンネイティブスピーカーに使っても通じないのです。
これでは楽しむどころではありません。

「as an apology」(お詫びとして)とか、「as compensation」(埋め合わせとして)といった、
もっとありふれた表現(単語)をアウトプット用としてストックしておくべきだったのです。
(もちろんインプット用としては今でもas a reparationは覚えています。未だにリーディングでも会話でも出会ったことはありませんが笑)

他にも似たような例は数えられないほどあります。そのうちの一つは以下です。

「go so far as to 動詞」~するまでに至る⇒「even 動詞」でアウトプット用としては十分でした。
文語体と口語体の違いというのもあるでしょう。

1の結論

読む、聞く、話すの際にアンテナをはる必要はありますが、それが本当に「自分にとって」
だけでなく「相手に対しても」使えるのかを考慮してから自分の武器にしていってください。

インプット用(見たり聞いたりしてわかる用)としては出来る限り全部覚えるに
こしたことはありません。相手がどんな英語(表現)を使うかなんてこちらで調整できませんから。

確かにアウトプット用の武器も多ければ多いほどいいということには間違いありませんが、
上記の理由からと、「アウトプット用武器を短時間で効率よく増やすには
全部覚えていくのは効率が悪い(近道ではないので得策ではない)」という二つの理由から、
一つの内容を伝えるための武器としては一つか二つに絞った方が現実的な観点から見ればいいと思います。

もちろん、最終的に「ネイティブスピーカー並み」の発信力を真に目指しているのであれば、
時間はかかるのは仕方ありませんが全部覚えて行くべきでしょう。

逆の立場で考えてみましょう。外人さんが「全く異論はない」と流暢な日本語で言おうが
「全然反対じゃない」と言おうが、受け止める側としては全然問題は生じないですよね。

「全然反対じゃない」というような完全無欠というよりは少しカジュアルな言葉だとしてももしその方の
「日本語でしゃべることができる領域」が「全く異論はない」と言った方より広ければ、
前者の方との会話が楽しくなるなるでしょう。

後者の方は「全然反対じゃない」という表現と「全く異論はない」という表現を両方ともストックしていたとして、常にこういうスタンスで学習していれば、「しゃべることができる領域」を広げるのに少なくとも相対的には時間がかかると考えられます。

一方で、「全く反対じゃない」という表現1個だけ言えればいいやというスタンスで学習している方は同じような内容を発する「武器」の在庫は限りがあるかもしれませんがより短時間で「母国語ではない言語で発信できる領域」を拡大させることができる可能性が高いです。

私の個人的な取捨選択の方法としては、潜在的には自分の武器になりそうな英語に出会ったときに、
同じ内容のことを今現在の自分の武器できちんと言い換えられるかどうかを一つの目安としています。

この目安でアウトプット用としてまで覚えた方がいいのか、インプット用としてだけで十分なのか判断をつけてます。

私自身、Ankiに詰め込み過ぎた経験があるからこそお話しできた1でした。
「インプット用はできるだけ広く、でもアウトプット用は少なくとも初めは対象を絞ってよい」という知識を恩師やその他のサイトから得ていたにもかかわらず(T_T)

今日がアウトプットトレーニング一般論の最終回の予定でしたが、
私の性格上、みなさんに知っていただきたい教訓についてはつい熱くなってしまい長々となってしまいがちです。

次回こそ本当の最終回として、今日お話ししたかった「2」についてお伝えします。

どうかよろしくお願いします。

みなさまの日々のクリックによる応援、十分な感謝を述べることが不可能なほどに助けをいただいています。

今日もありがとうございました。

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com