みなさんこんにちは。
今日もまたわざわざ当ブログまでお越しいただき、
まことにありがとうございます。
みなさまの応援のおかげで最低限TOEICSW⇒英検までの振返りについては
毎日毎日更新していく気力も体力も十分に続きそうです。
さて、前々回でTOEICSW対策はどうしたのか、
そして前回でTOEICSWも含めて英語におけるライティングとスピーチに必須の知識をお伝えしました。
TOEICSWについては早くも2回目(ライティングの知識も含めると3回)にして最終回になります。
今日は実際の試験日までを振り返ります。
今も忘れはしない2017年11月の試験です。
試験が近づくにつれ公式問題集の練習をどんどん増やすということはやっぱりなくて、
以前お話ししたように大量に会話を楽しむことを中核に据えて瞬発力を鍛え、
そして「しゃべることのできる領域」を拡大していったのが中心でした。
今まで何回かお伝えしました、「最寄りの受験地でさえ仙台市」という理由から、
受験料のほかに贅沢にも、そしてありがたいことにも、ホテルに泊まる費用と交通費(高速バスで行っても自家用車で行っても結局往復で1万円くらいかかります)を家計から出してもらい、前日に家を出ました。
※この交通費や宿泊費が不要だとしたらもう1回くらいは受験していた可能性が高いです
チェックイン後は、その瞬間から「英語漬け」になりました。
寝るまで英語、そしてこれは賛否両論だと思いますが、試験当日起きても模擬問題集でもなく
練習問題のサイトを訪問するでもなく、出発ぎりぎりまで「英会話漬け」でした。
今振り返ってみるとこれこそ「楽しみながら学習する」の典型的な例の一つになりそうですね。
「試験当日の朝でさえただただ英会話のみ」などと講師に言って談笑してました。
すこし緊張しながら試験会場へ向かい到着したときにはその受験者の数に圧倒されました。
その多さではなく、その少なさにです。
東北地方で唯一の受験会場にもかかわらず、しかも「毎月受験可能」な受験会場でないにも関わらず、
私を含めてたったの10人(記憶の限り)でした。私は午前の部を受験したので午後の部も同じだとして計20人…
この数の少なさは、日本国内で英語を書く・話す力を磨こうとしている人の数の少なさ、
ひいては英語を実際に書く人・話す人の数の少なさを如実に反映しています。
びっくりと同時に悲しくもなりました。
試験開始後は生まれて初めてのアウトプットの力を測るテストにも関わらず全然緊張せず、
一番最初の「音読」問題を皮切りに楽しみながら最後のライティングまで大きなつまずきなく辿りつきました。
エッセイライティングの形式ですが、3つの質問またはテーマが与えられ、そのうち1つだけを選んで、前回の記事で
紹介いたしました例のPREP方式で書くというものです。
私は確か「大人数と少人数どちらのクラスがよいか」というような内容の質問を選びました。
最初に「少人数制が絶対によい」と主張を書いてから理由をいくつか挙げました。
今思い出せる理由としては
「大人数だとにぎやかになりすぎて一人で静かに考えにふける時間が減ってしまう」と、
「大人数だと他人との比較という罠に陥る可能性が高まる」という2つです。
(おおよそこれらのような内容だったはずです)
以前、「母国語以外のアウトプットトレーニングについては意識的なトレーニングが必要になる」とお話しして、
だけれどもインプットとアウトプットは深いところでは密接につながっているともお話ししました。
このことを実感できたのがTOEICSWのエッセイライティングでした。
なぜかといいますと・・・
当時のリスニングトレーニングはTEDを中心に行ってましたので、
ネイティブからネイティブへ向けて披露されているトークのリスニングトレーニングの成果が、
アウトプットという形でこの試験で現れたからです。
「子どもたちは常に話し合いだけではなく時には一人で内省的になることも必要だ」と書きたかったときは
スーザン・ケインさんのトークのおかげで「get inside their own heads」というかっこいい表現を書けました。
また、「大人数は他人との比較につながる」と書きたかったときは
Lucianne Walkowiczさんのトークのおかげで(日本語読みが分からないのでそのままの名前を使わせていただきます)
「invite a comparison」なんていう表現を使えました。
私自身の引き出しからは「invite」はまず出てこなかったでしょう。
こういう使い方ができれば引き出しと呼ぶべきかもしれませんね。線引き難しいです。
一応リンクを紹介いたします。(訪問する必要はありません)
スーザン・ケインさんのトーク
https://www.ted.com/talks/susan_cain_the_power_of_introverts?language=enLucianne Walkowiczさんのトーク
https://www.ted.com/talks/lucianne_walkowicz_let_s_not_use_mars_as_a_backup_planet?language=enこれらの理由を書いているうちに次のことを思い出しました。
試験中と試験後、「インプットとアウトプットは密接につながっている」ということの他に、
「日々のトレーニングがやっぱり物を言うなぁ」ということも感じたのです。
日々の積み重ねですよね。それぞれのトークについてシンクロ読みやシャドーイングを少なめに見て100回ずつ以上は
やってたので、アウトプット(自分の武器)として使うことができたのです。
まあ「しゃべる」ほどのスピードを要求されないというのも一つの助けであったことは間違いありませんけれども、
それでも日々の基礎トレが文字通り「目に見えて」身を結んだのはとても喜ばしいことでした。
このように、試験中ずっと結構いい手ごたえを感じながら楽しみました。
帰宅後からスコアシートが届くまでの期間中も特にトレーニング内容に変化はありませんでしたし、
スコア自体ほとんど気にしてませんでした。
半分は取れていればいいなと思っていたくらいでした。
そして実際にスコアシートが届いたときは喜びました(^^)
全体のスコア 340/400 スピーキング160/200 ライティング180/200
まだまだパーフェクトには程遠いものの、このスコアシートは「語学においては必ずやった分だけ上達につながると」いうことを私に再認識させてくれました。
さあ今回でSWについての私自身の振返りは終わります。
みなさまの清きクリック、いつも本当にありがとうございます。
おかげさまで毎日多くの方々に訪問いただいております(^^)
感謝 感謝です (ToT)

<
コメント