時間的コストと得られる利益の比較衡量

みなさんこんにちは。

本日もまたわざわざこのブログまでお越しいただき、
まことにありがとうございます。

ここ最近は英語学習に役立つことを、個人的意見と客観的見方と交えてお話ししております。
今日もまた英語学習に役立つことをお話ししたいと思いますが、今日はかなり個人的色合いが強い内容です。
いくらか以前の記事でお話しした「スイッチングコスト」と共通する面があります。

今日は具体例や説明が本当に長いので、また結論からお話しします。

本日の結論
これから行う、または普段から行っている行動の時間的コストとそれによって得られる利益を秤にかける習慣を作る


例えば、スーパーマーケットに行ったときに洗濯用洗剤を買わなければいけなかったことを思い出して、その商品のところまで来たとします。もし値段がドラッグストアより結構高かったとしたら・・・

あなたはその洗剤だけのために、「別の店舗」であるドラッグストアまで行きますか?

もちろん、この質問に対する回答は「~によって決まる」と言えるでしょう。
~に入るであろう言葉は

・ドラッグストアまでの距離(時間距離)
・どのくらい価格が違うのか
・すぐに思い出せる、そのドラッグストアで他に足せる用事(買い物)があるか

などが考えられます。

私の個人的な回答としては、値段がすごく違っていてかつそのドラッグストアが歩いてすぐ近くにある、というような相当駆り立てられる、または正当化できる要因がない限りは「同じ店舗」であるスーパーマーケットで買います。

理由は、そのような時間的コスト(はたまたガソリン代やその他交通費も)をかけてまで得られる金銭的利益は一部の例外を除きほとんどの場合思ったほどは大きくないからです。

新聞に折り込まれて来る食料品その他日常雑貨品のチラシは確かにお買い得品が並んでいます。
しかし、実際にそれらすべてに目を通して得られる利益は概してそう大きくはありません。

例えば休日に10~20分かけて食料品のお買い得品をすべてチェックして、さらに時間をかけてそれらをすべて買うことが出来たとしても、実際に得られた通常価格との差額は、買う量にもよりますが数百円程度のことが多いです。

時給が人生の時間の過ごし方の唯一の物差しではもちろん決してありませんが、計1時間かけてチラシのチェックと実際の買い物をしたとすれば上記の浮いた「数百円」がどれだけ評価できるかについて疑問が浮かび上がります。

もしその「数百円」を追求しなかったとしたら浮かすことが出来たであろう休日の1時間を家族時間に充てたり、大切な友人との会話に充てたり、または「シンクロ読み」に充てたりもできます。これらは「数百円」よりはるかに有意義な休日の過ごし方であるということには異論はないと思います。

このことに説得力を持たせることの一つの要因として、携帯電話や電気・ガス・水道・インターネットなどの基本料金ならぬ、行動に伴う基本コスト(金銭的はもちろん、時間的・物理的もです)的な概念が筆頭として考えれます。

電車でたとえ一つ先の駅までしか乗らないとしても、二つ先の駅に乗る料金の半分だけ払えばいいというわけにはいきません。初乗り料金という要素があるからです。電車だけでなくバスでもタクシーでもです。

この基本料金のような概念が日常行動にも基本的な時間・物理コストという形でいくらか当てはまります。

スーパーマーケットでの買い物の場合、買う品物の数に全く関係なくレジの列に並ばなけらばなりません。
飲み物だけ買う人も、1週間分の食糧を買う人も、同じ「レジを待つ列に並んで待つ時間」という基本コストを払う必要があります。
(その他、そのスーパーマーケットへの行き帰りの時間と交通費と手間もです)

この「待つ時間」がいつもゼロなら本当に理想的ですが、そんなにうまい話はありえません。
これが行動に伴う「基本コスト」の一番わかりやすい例の1つです。

この「基本コスト」が避けられないのなら、1度の基本コスト投資で出来るだけ多くの結果・対価・利益を得る方が、経済学的かつ時間効率的な面からみればよほど合理的です。

毎日スーパーマーケットに行く方はこの基本料金的なコストを毎日払い続けているのです。
※もちろん「時間の概念」を無視して、真に金銭的観点のみからみればこちらが十分正解になりえます(その日その日に真に必要な物だけ購入できる可能性が高いというようなメリットがあるため)

説明を分かりやすくするため、極端な例を挙げます。

「皿洗い」をするには袖をまくってスポンジを泡立てて両手も濡らして、終わった後は手を拭く作業が必要になります。「洗うお皿の量」に全く関係なくこの基本コストを払う必要があるのです。

ということで、この概念からだけ見るとすれば、皿洗いを朝昼晩その都度ではなくある程度まとめた方が効率がいいという結論に至ります。

もうかなり前になりますが、ある英語達人かつ学習者のサイトで上記の時間的物理的基本コストを効率化するために朝食後の食器をそのままシンクに置いておいて、昼食後の食器洗いと一括して行っているという内容を見たことがあります。

これは時間効率的な観点のみから見ることが出来るという特殊な条件のもとでは、素晴らしい選択肢の一つでしょう。私も一人きりで丸一日を過ごせるならば間違いなく同様にするでしょう。(実際には他の家族の方が不満に感じたり、衛生的・風水的な面でもマイナス要素になりえたりで現実的にはかなり難しいです)

以下いくらかさらに例をあげます。

☆1給食費が安いのは、基本的コスト(調理用具の用意や食材の準備等)をいったん済ませた後は大量に同じ料理を作るという、基本料金に相当するコストがかからない行動をその日の調理の締めくくりまでに大量に連続して行うことができるからです。

☆2通勤における基本的コストは、身だしなみを整えたり、職場へ向かったりそして帰宅したりするのに必要な時間と手間が考えられます。この理由からもし2時間分の仕事を今日と明日二日間に分けてやるのと、1度きりの通勤で2時間分の仕事を一気に終わらせるのでは、ほぼ100%の方が後者を選ぶはずです。

☆3掃除機をかけるのがもし毎日だとすればそれはそれで立派ですし、清潔面でも完璧でしょう。しかし、実際にたまったほこりによる人体への影響、精神への影響、時間効率、いろいろな要素を考慮して機械的に数式を使うとすれば、総合的にベストとされる頻度はおそらくですが「毎日」ではなくなり、「数日間ごと」になるでしょう。「ほこりがほとんどゼロでも、かなり溜まっているとしても家中に掃除機をかけて回る」のが基本コストに当たります。

☆4掃除機と似たようなことが洗濯機にも言えます。洗濯物がある程度たまる前に毎日洗っていたのでは基本的コストの割合が高くなってしまいます。この理由から少なくとも一人暮らしの場合は時間と手間と全て考慮したうえでの理想的な頻度は「毎日」ではなくなります。もちろん一人暮らしでも衛生面を考慮すれば、または複数人の家族の場合は「毎日」が有力な選択肢です。

これらはもちろん極端な例ばかりですが、もし上記の例のように選択にもう少し慎重に基本コストを考慮することによって時間を節約することができれば、その時間を英語学習その他有意義なこと(家族時間や運動など)に充てることが可能です。

基本料金的概念のコストから、話を戻します。

少し英語学習からは離れてしまいますが、初めに時間を投資してしまえばその後はほぼ時間コスト不要で利益のみを享受できる、私の個人的な例を2つ紹介いたします。

1つ目
5、6年ほど前まではEdyという電子マネーをよく愛用してましたが、いつの間にか現金払いのみの生活に戻ってました。

しかし、消費税増税による経済の停滞を回避するための政策の結果として、キャッシュレスの支払いなら数パーセントの還元が受けられるということを知って、いくらか時間コストを払って楽天ペイというアプリを用意しました。時間コストは、コストといってもたったの20分ほどで、この先来年6月までの期間限定ではありますが、余計な追加時間コストを払うことなく利益を得ることができます。

アプリで払うのも現金で払うのも手間は全く変わらないからです。手間が変わらないのであれば「実質数パーセント税金が低い買い物」を「自動的に」楽しめる方がいいに決まってます。

上記から得られるであろう自動還元(ある意味不労所得・passive incomeとも呼べそうです)で、一生付き合っていく文法書を買える可能性もあります(^^)
たった1回の時間コストの投資でこのような結果を得られるのは実に効率的です。

ここで、キャッシュレスという魔力で必要以上に余計にお金を使ってしまうという恐れがある(罠に陥る)という反論が考えられますが、幸い楽天ペイの設定はクレジットカードのみではなく楽天銀行からのチャージもありましたので金銭感覚を保つため後者のみに設定しました。

英語学習では文法の学習について、これと全く同じではないかもしれないですが似たようなことが言えます。
一定時期だけ音読トレーニングの時間を削ってでも集中的に時間を投資して、大まかな英語文法の全体像を頭に入れてしまえば、それ以降は基本的にはまとまった文法の学習は不要で、疑問が沸いたときのみ参考書を調べるだけでよくなります。

一定期間内に一定量のまとまった時間を投資しないと疑問が沸いたときに参考書を調べる際にその都度かかる時間が大幅に長くなるでしょうし、結果として最終的に総合的に必要な時間が大幅に増えてしまう可能性だってあります。
ボキャビルにもこのことがある程度当てはまります。

2つ目
時間的コストパフォーマンスと金銭的コストパフォーマンス両方とも本当に高い例です。

私、20代の時(つまり控えめにみても10年は前です)にいくらか時間をかけて調べものをして、自分の口座としては昔から愛用していた郵便局のほか、楽天銀行・住信SBIネット銀行の計3つにたどり着きました。(情報がかなり前のものですので、今はもっとお得な選択肢があるかもしれません)

郵便局の理由は、小さい時から親が用意してくれていたというのもあるのですが、全国にATMがあるので、別の金融機関のATMを使う際に発生する余計な手数料を払う必要がないからというのが大きな理由です。お金をおろすときもゆうちょ同士で振込みが必要なときも余計な費用がかかりません。

※別の金融機関のATM利用や夜間・休日のATM利用の手数料は、たとえ100円でも200円でも、預金につく利息がよくても0.1%やそれ以下で、実質の年間額が100円にも満たないケースがほとんどだということを考慮に入れると、とてつもない損害だと思います

話は戻りまして、上記のゆうちょの利点をさらに凌駕するのが楽天銀行・住信SBIネット銀行の2者です。両方とも毎月最低1回は、振込先の金融機関に関わらず振込手数料がかかりません。しかも、ゆうちょATMを経由してお金を預けるのもおろすのも最低月1回は無料です。

特に住宅購入の際にはこの振込手数料無料に大いにお世話になりました。
親からもらった応援金などの大金を実際に長い距離持ち運ぶ手間が省けました。

そして何よりここで紹介させていただいている最大の理由は、これらの2銀行はローソンやセブンイレブンでも所定の回数手数料無料でお金をおろしたり預入れすることができるというものです。このおかげで今までどのくらいの時間を節約できたかはかり知れません。もちろん英語学習再開後はこの浮いた時間を学習に投資できたのは言うまでもありません。

少なくとも秋田県では、ゆうちょや銀行のATMを探すよりもコンビニエンスストアを探す方が遥かに楽ですし、数も桁違いに違います。

このように、この10年以上?前の調査にかかったいくらかの時間の投資のみでその後は全く追加投資なく、金銭的・そしてここでの本題である時間的利益を得ることができています。

2つの例の予定でしたがおまけで3つ目
息子が保育園卒園するかその前後の時代「読書は心の栄養だ」とよく無理やりにでも読み聞かせを鬼のようにしていた時期がありました。泣かせてしまったことも2回くらいありました。

しかし、この初期投資?のおかげで今では結構な頻度で家にいるとき、そしてなんと車に乗っているときでもよく読書をしてくれます。
もちろんこの投資は10割を占めているわけではありません(妻の教育や遺伝も十分あります)が、少なくとも数割は貢献に役立ったと思います。

私はテレビは見放題、読書はしないだらしない小学生だったので罰当たりな気もしますけれども涙
息子の読書姿

この習慣さえ保つことが出来れば国語力は自動的に育っていってくれるはずです(^^)
英語の読書はまだまだ発展途上ですが。

長くなってしまいましたが、もう一度結論をお話しさせてください。

2回目の”本日の結論”
これから行うであろう、または普段行っている行動の時間的・物理的コストと得られる利益を比べる習慣を作るべきです。

そして究極的にはここにたどり着きます。

人生のせめて数年の期間、毎日数時間を英語学習(またはその他の第二言語)の学習に投資しさえすれば、その後はその言語力の維持・向上に平均1時間程度は毎日必要になるかもしれませんが、英語がある人生(または対象の第二言語がある人生)を数十年もの間楽しむことができます。

とてつもない、計り知れない利益です。
そして底知れない、人生の楽しみです。本当に楽しめる分野です。

本日も、まことにありがとうございました。


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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com