日本の現状4

みなさんこんにちは。

今日もわざわざ当ブログを訪問していただき、
本当にありがとうございます。

前回は、「日本の現状1・2」の記事にてお話しした「大学入試への民間機関による英語試験の導入に関連する問題」にさらに続いて、「日本の早期英語教育の改革の遅れ」の現状について要点を見ました。

今日はその問題について、なぜこうなったかということとどうするべきかについて、個人的見解をお話しします。

今回の日本の現状問題の最大の原因の一つは、本当に個人的予想ですが「日本政府は保守的すぎる(変化に対して消極的すぎる)」ということではないかと思います。

このことが原因となっている、英語教育以外での問題はやはり男女格差の問題だと思います。

歴史上長期間男性優位の社会が続いたからといって、これは今現在も男性が優位に立ち続けていいことを決して意味しません。

ところが、内閣総理大臣が新内閣について新しい人事を発表するたび女性大臣の数はいつも1人とか2人のみ。ゼロのときもあったかもしれません。

新大臣任命はただの「待機リストにいる議員のクリアランス作業だ」という声も上がっているくらいです。(待機リストは少なくとも95%以上は男性だと思われます)

そのうえ、衆議院であれ参議院であれ女性議員の割合は、調査が行われるたび中国や韓国、そして何と北朝鮮にも遅れをとっていてせいぜい10%程度だそうです。

さらに悲しいことに、国政選挙に出馬する男女割合も同様の傾向のようです。最近の選挙では特に自民党が目立って女性候補者の割合が低かったのを覚えています。

「消極性」が強く感じられるのは同性間の結婚の是非についての政府の対応も同様です。
ますます多くの国が同性結婚を合法化している世の中で、日本は相変わらず消極的すぎます。

もちろん合法化が正しいとは言えませんが、せめてもう少し相続権や、税の配偶者控除にあたる制度の設立などもう少しだけでも現在より権利保護を手厚くするべきだと思います。

「消極性」と「男女平等問題」両方に関わるのが、皇室の男系継承問題もあります。皇族存続の危機になろうともどうしても女性には道を開くまいというかたくなな政府の態度が何だかold-fashionedやoutdatedと言われそうな気がします。(一応確認のため、ただの個人的意見です)

大嘗祭の費用の問題もあります。政教分離の原則に違反する恐れがある旨裁判所から通告されても、秋篠宮殿下が「内廷費」から出すべきだという指摘があっても、結局は深い議論も行わないまま前例に従ったのみでした。

そしてこれは「政府」が原因ではないですが、民間会社の管理職もほんの10%程度しか女性によって保持されていないとの調査結果が昨年明らかになっています。これは政府だけでなく、社会全体がまだまだ時代の変化に対して消極的すぎる側面を持っていることを示しています。

「政府」より枠を広げれば際限がありません。日本の、少なくとも複数の大学の医学部の入学試験において男性入学志願者が女性志願者より優遇的な取扱いを受けていたことも明るみにでました。考えられないことです。本当にきりがないです。

長らく本題から外れてしまいました。申し訳ございません。英語教育に話を戻します。

上記から見て取れる「変化に対応する柔軟性の欠如」が英語教育改革に大胆にかつ効率的に乗り出すのを妨げていると思います。

日本は島国で、しかも長年世界第2位の経済大国の地位を保ってました。
が、これはもちろん日本が今後も英語教育をおざなりにしていいということを意味しません。

未だかつてないほどグローバリゼーションが進み、少子高齢化も手伝い日本は経済大国の地位を保証される要因はゆらぎつつあります。また、日本は今年さらなる外国人労働者の受入れを開始し、しかも日本を訪れる観光客のいっそうの増大を目標に掲げています。

これらの変化を見れば、日本は消極的なままではなく少なくともある程度は積極的に動くべきだということは明らかです。

まあ今まで何回もお話ししている通り不満は何も意味をなしません。
何と言っても日本のこの現状のおかげでこのブログを開設するに至ったといっても過言ではありませんから、むしろお礼すら言えると前向きに考えるようにします。

では、現状で何ができるか。

大学入試に向けて日々切磋琢磨している高校生を対象とした、大学入試に絡む唐突な英語試験の改革は難しいのはわかります。

ただ、小学校での英語の授業を増やすというのはどうでしょうか。週1回ではなく、せめて1997年当時の韓国と同レベルに。(小学3年生から週2回)

これなら大学入試にすぐには直結はしませんし、特に大きな問題もなく「すぐに」開始できることだと思います。

理由1
日本語と英語の距離はとても大きいが、韓国語や中国語と英語の距離も同程度に大きいのに、韓国・中国では中長期的な視野から見て英語教育が結果を出している

これは日本でも好結果を期待できる可能性がかなり高いということです。長年かかるかもしれませんが、将来的には日本の英語力の国別ランキングを押し上げてくれるはずです。

理由2
小学生に対する英語教育においては、英語力そのものよりも教育技術が少なくとも相対的には重要なので、「日本で実際に英語を話す教員の数の少なさ」は大きな問題にはならない

小学生はまだどちらかというと子どもに分類されるため、正確な英語を厳格に教えることよりもどれだけ子どもたちの興味を引きながら授業を行えるかということの方が大事だと思います。

この点、日本の大学における小学校教員養成課程は「教える技術・子どもたちの注意を引く技術」に重きを置いている(小学校の先生で生徒たちに話しかけるのに苦労している先生は見たことがないので個人的にそう確信しています)ので、特に何かしらの即刻的な負担を先生たちに押し付けることなく、英語教育を開始できるはずです。

また、言うまでもなく、大学を出ているということは大学入試の経験のおかげで高校英語(または少なくとも中学英語)についてかなりの方がかなりの割合で覚えているはずですし、小学生に教える英語としては中学英語の知識で十分ですから。

理由3
時間割のバランスがよくない

これは小学3年生の例ではないですが、私の息子が小学1年生か2年生のとき時間割を見たところ、「国語」が2回以上ある日が週に何日もありました。正直、びっくりしました。

母国語の大切さを否定する気は全くもってありませんが、ただでさえモノリンガル環境で「母国語」に触れることには不自由しない環境で育つ子どもたちにとって、授業も複数回行われる日が週に複数日あるというのはちょっとした「行き過ぎ」ではないかなと思います。

英語の授業を増やすことによって国語やその他の教科の割合が減ることにはなります。これによるそれらの教科の力の低下はまったくのゼロであるとは決していえません(これが、せめて週に2回程度と控えめに提案している理由です)が、目に見えた悪化を招くほどのレベルにはならないと予想します。

この予想の根拠1
中国や韓国で10数年以上前に小学校での英語の授業が増えたことによる他の教科への悪影響について、少なくとも私の人生ではひとつもニュースを見たこともなければ新聞記事に出会ったこともないからです。


この予想の根拠2
英語が出来なくて仕事を見つけることや職務の遂行、はたまた日々の私生活に苦労しているという日本人の話は実によく耳にしますが、日本語の力が足りなくて仕事が見つからないとか業務に支障をきたしているという人の話はまったく聞いたことがありません。百歩譲って仮にそういう話があったとしても、高度な日本語力を求められる大学教授や外国人生徒を相手とする日本語教師、高校や予備校の国語教師といった非常に限られた一部の分野のみでしょう。

理由4
何事も早い方がよい

ここでも貯金と同じ原理を使わせていただきます。やはり第二言語教育も貯金と同じで開始は早いに越したことはありません。子どもたちは大人よりも本能で覚えますし、このことから発音もよくなり上達も早くなることが予想されます。そうなれば結局は「楽しめる境地」にたどり着くのに必要な総合的な時間も減るでしょう。

ジャパンタイムズの過去の記事、結構参考になります。英語ですので、リーディングのトレーニングをするときにでも参考にしていただければ幸いです。※もちろん質問いただければわからないところでも全部でも訳を提供させていただきます
https://www.japantimes.co.jp/opinion/2017/10/29/commentary/japan-commentary/japanese-trouble-learning-english/#.Xdc7OIsh202

子どもたちには自分がかかっただけの時間はかけずにもっと楽しめる境地にたどり着いてほしいと思っています。
幸いなことに、そして本当に偶然なことに、子どもたちがベネッセの通信教育タブレットを始めた年度(今年度)から「Challenge English」というプログラムが追加料金なしで利用できるようになっていました。

このChallenge Englishのすごいところは、毎月のいわゆる「何月号ダウンロード」を待つ必要は全くなくやればやった分だけ先に進んでいけるというところです。情報によると、全て完了すると英検2級レベルまでたどり着けるそうです。

しかし、ここではこの教材を宣伝したいのではありません。おそらくですが、他の会社からも同じような英語教育が提供されていると思います。

ここで私の言いたいことは、「現状のままだと親が英語教育について心配しなければならない」ということです。
結果としてはChallenge Englishが見つかったことによっていくらか安心はできるようになりましたが。

やはりそれでも第二言語に無関心な家庭が大部分だとすれば、英語の教育・試験に関する政府の対応・日本の現状が変わらない限り将来の世代は私たちと同程度の苦労を「より高い」頻度・確率で味わうことになるでしょう。
(先に挙げたグローバリゼーション等の理由からです)

ただでさえ未来の世代は少子高齢化の影響で、景気・年金・退職金いろいろな面で不利益を被ることが予想されています。これらに加えて語学においても現代の世代より苦労させるようでは私たちは前任者世代として失格になってしまいます。

私には日本の教育制度を変える権限はありませんが、出来ることはやっていきます。

選挙のたびに、「消極的」ではなくできるだけ積極的な候補者や政党を選ぶようにします。
もし、小学生にお話しする機会が得られたとすれば第二言語の大切さについて説明するようにします。
小学生に限らずですね。

地道に変化を起こしていきましょう。

みなさまの日々の清きクリック、本当にありがとうございます。

そして、今日もまた貴重な時間を割いていただきまことにありがとうございました。

  にほんブログ村 英語ブログ TOEIC
英語ランキング<

Comments

Private comment

プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com