文法の疑問(時・条件を表す副詞節中でなぜwillを使わないのか?)

みなさんこんにちは。

またまた当ブログまでお越しいただき、本当にありがとうございます。

前回は「どのように時間を積み重ねるか」と「英語学習の障害」についてお話ししました。

今日は、文法事項「なぜifやwhenに代表される、時や条件を表す副詞節中では未来のことであっても現在形を使うのか」についてお話ししたいと思います。

といっても、私自身が100%の自信をもってお伝えするものではなく、いくつかの参考書で私が出会った複数案のうち、私が個人的に理由として採用するにはこれがいいと決めることができましたので、その内容をお伝えするものです。

以前の記事で、「英検合格後にようやく、問題集ではなく参考書ほうのの「Forest 6th Edition」の斜め読みと熟読の中間的な読みを少しずつ開始した」旨お話ししました。

このおかげで今回標記の疑問についての回答案3つ目に出会ったのでこれら3つの案のおおよその内容と、私としてはどれが一番しっくり来るのかについてお話しします。


日本国内における英語学習者(その他の第二言語学習者)の少なくない割合の方は、文法については最低限の知識と運用技術があればあとは日常生活レベルでの交流・活動をこなせれば、面接におけるスピーチや試験のエッセイのライティングレベルまでは求めないというスタンスでいることだと思います。

さらに、文法はそれだけで非常に深遠かつ広範な分野で一つ一つの疑問に全て理由を見つけようとしていては(理由でなくルールの習得は必要ですが)それだけで人生の時間を必要以上に使ってしまいますし、それによってリスニングや音読などに割くべき時間が失われてしまっては元も子もないことは熟知しております。

何のトレーニングをするにもすぐ時間が過ぎ去ってしまうたびに、毎回そう思ってます。
これらが、私が仕事以外では主には英語の学習、みなさんへの情報提供・恩返し、家族時間の選択肢しか持っていない理由でもあります。

私も個人的に研究者ではなく学習者としてのみのスタンスで文法学習に励む予定であります。

ただ、学習者として解決できるところは解決したいし、深く理解できるところは深く理解したいという思いを捨てきることはできません。なのでたま~にではありますが現実的な範囲で時々調べものをすることもあります。(時間がかかってきたらすぐ実践トレーニングに戻ってしまいますが)

そこで今後は何かひらめきや解決に至ったことがあるたびに、情報の得られた書籍・サイトを明らかにしたうえで私の意見とともにみなさんにコツコツお伝えしていきたいと思います。

英検に合格してても所詮はこんなことも知らなかったの?という感じでみなさんにプラス思考になっていただきたいという思いも、そして欲張りではありますが、こうやって振り返る機会をいただくことによって形に残せますし、私の復習にもなります(^^)

前回、逆境に直面している同志の方々の情報をこのブログの更新の機会のおかげで得ることができた旨、お礼させていただきましたがまた今回もお礼です。ありがとうございます。

出会った案その1
例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする
この参考書には次の内容が書かれています。

内容の引用ここからーーーーー
2人称・3人称が主語の場合のwillは根拠には欠けるけれどもとても自信満々の推量である。
つまり「~するに違いない」「~するに決まっている」という訳が当てはまる。

一方、ifは「~するかもしれないし、しれないかもしれない」という、可能性が半分程度であることを一般的に意味する。

よって、
It will rain tommorow.「明日は確実に雨が降るはずだ」をif節にするとifとwillが矛盾する。この理由からwillが取れて現在形となる。

また、whenは「~することが確実」という前提で用いられる単語なのでwhen~は「~の暁には」といった日本語に近い。「必ず~する」と決まっているのであれば、そもそも「When A will~」と推量する必要はない。willは「必ず~するはずだ」といっても「はず」という言葉はしょせんは推量だから。だからwhenとwillが矛盾してしまう。
内容の引用ここまでーーーーー

どうでしょうか。ifとwhenそれぞれについて個別に考えなければならないので、個人的にはとっつきにくい印象があります。

確信の度合いの順番がwhen>will>ifだから、willはwhenともifともかち合わないということなんだということはわかりますが、読んだ当時でも納得するのに困った記憶があります。

出会った案その2
総合英語Forest 6th edition
この参考書には以下のようなことが書かれています。

内容の引用ここからーーーーー
whenやifなどの「時」や「条件」を表す接続詞は「実際に成り立つ」とみなされていることについて扱う。

「When winter comes」は実際に冬が来ることが成り立つ。
「If it is fine tomorrow」は「明日晴れる」のが「実際にあること」だとしたらどうなるかを考えて用いられる節である。

どちらの表現も、未来表現の「予測」とは全く関係ないのでwillやbe going toを用いず現在形を用いる。
「未来のこと」だからwillやbe going toを用いると考えるのではなく、未来のことであっても「実際にあること」と考えるから現在形で表すのである。
内容の引用ここまでーーーーー

どうでしょうか。個人的意見ですけれどもなぜか府に落ちません。しっくりきません。

出会った案その3
実は知らない英文法の真相75 (真相その1)
この参考書には以下の内容が書かれています。

内容の引用ここからーーーーー
現在形は「安定的」状態を表す。
例えば「He goes to school.」なら定期的にある程度の長い期間安定的に行われている様子を表す。

一方、原形は「不安定的」状態⇒不確定(未実現)を表す。

歴史をさかのぼると当初は「If it rain tomorrow」のように、現在形ではなく原形が用いられていた。それが長い歴史のなかで原形から現在形が使われるようになってしまった。

つまり「whenもifも未実現(不安定・不確定)だから本来は原形⇒現在形と時間とともに変化した」
内容の引用ここまでーーーーー

これが私が個人的に一番しっくりきます。なぜなら以下のことも同時に説明がつくからです。

☆命令文で原形が用いられる

Be kind to him.
彼に対して現在はやさしくないからこそ、このように「未実現」のことを命令するときに「原形」が用いられるのだそうです。

☆demandなどの提案・要求を表す動詞に続くthat節中では動詞の原形が用いられる

これも命令文と考え方は同じです。
They demand that she be kind to him.
彼女が彼に対してやさしくない(未実現)だからこそdemandしているんですね。
よく他の参考書で解説されている「that内にはshouldを用いる」ですが、これは初めに原形ありきであとから付け加わった要素だそうです。

☆「It is important(vitalなど) that~」では動詞は原形も現在形も両方使えうる

原形も現在形も両方用いられる可能性がある、代表的な例は「It is important that」です。
1 It is important that she be kind to him.
2 It is important that she is kind to him.

1では未実現のことを表し、これから起こってほしいという意味を込めて「彼にやさしくしてあげることが重要なんだ」となります。

2では実現していることを表し、「彼女が彼にやさしいことが大事なんだ」というような意味になります。

私が自分自身の学習経験で上記の案に出会った順番は1⇒3⇒2です。

3つ目の案にたどり着いたことで、私が個人的は案その3で満足しようと落ち着くことができました。この先、誰かに教える機会があればこの案を採用するでしょう。

みなさんはどうでしょうか。

いつもだとまずいかもしれませんが、たまにまたはときどき、このように疑問点を解決しようとしてみるのもいいです。

みなさまの日々の清きクリック、私に力を与えてくれます。
本当にありがとうございます。

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
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