トレーニング準備のための機械的作業2

みなさんこんにちは。

今日もわざわざ当ブログまで足を運んでいただき、
まことにありがとうございます。

続きです。

前回で、私がなぜ映画やドラマを音読トレーニングの中心に据えてこなかったのかに対する理由をお話ししました。

今日は、ではこれからはどのような姿勢で臨んでいこうと考えているのかについてお話しします。

結論「機械的作業にかける時間は、時には必須」

理由をいくつか挙げます。

1.世の中へ恩返しをするにはこの作業なしではなしえない

正直に申し上げます。私、長い間恩師がなぜ結構な時間をかけてまで、そして自分のトレーニングの時間を減らしてまでこんなにも生徒たちを手伝ってくれるのか本当に理解できませんでした。

ただただすごく気前がいいお方なのかな?とも思ってました。

でもある地点以降、少しずつではありますが私自身その背景にある心理が分かりかけてきてます。人は自分が経験を積んで「ある程度」の地点に来ると、その経験を使って他の人へ貢献したくなる生き物だと思います。少なくとも私がそうです。

ブログ開設当初にもお話ししましたが、「私自身の英語力がまだまだ褒められたものではないが、このブログを通じて日本社会へ貢献したい」というのがブログ開設に至った一つの理由でした。

つい1年前にはブログなんて頭の片隅にもありませんでした。実際、そのときの自分に「時間を使って」ブログを始めろと命じても断固としてトレーニングばかりしていたでしょう。

申し訳ありません。話がそれました。

人間は自分で得られた経験を使って貢献したくなる生き物だとここで確定できたとします。
そうするとこの「貢献」には必ず「作業」が伴います。

このブログも一つの作業です。もちろんトレーニング時間には含めることはできませんが、間違いなく私の人生の重要な要素です。

この貢献に伴ういわゆる「作業」が音源作りでもある程度は必要になるのです。実際恩師は過去の映画のプログラムにて、各々の日にディクテーションをするのにちょうどいい分量の音源と、リピーティング用音声、復習用としての複数日の分をつなげた音源、そして訳のスクリプトなど、いろいろ用意してくれました。

今の私にはまだまだここまでやる覚悟も力もないですが、ここが中長期的に私が目指す一つの地点です。

他の人への貢献のためにも必須なのですから、自分のためにも作業を省く理由は見当たりません。
自分のために作った音源が後に「貢献」に役立つことだって考えられます。

市販の参考書を使って「貢献」することも可能ですが、自分が手間暇かけて用意したものを使って「貢献」できるのであれば得られる喜びは間違いなく比べ物にならないはずです。

2.自分が本当にやりたいものをやるにはときどきの「作業」は必須

このブログにて、口を酸っぱくして時間の大切さについてお話ししてきて、これは一見矛盾してしまいますが、やはり英語学習は継続出来なくては意味がありません。

継続できるかどうかの重要な決め手の一つが「英語学習を楽しめるかどうか」です。

英語学習者の少なくとも数割程度の方は「映画・ドラマ」は楽しいという意見をお持ちだと思います。もしこのグループの中に「楽しめなければ継続できない」という方がいれば、そのような方にはやはり単純作業(とそれにかける時間)は継続のためにも避けては通れません。

英検1級関連の参考書で有名な「植田 一三さん」ですが、私が英検対策当時、実際の書籍のカバーに書かれていた略歴を読んだときに度肝を抜かれました。リンク先のプロフィール2行目だけで結構ですので読んでみてください。
https://www.aquaries-school.com/whats_profiles.html

何と映画ディクテーションを100本以上こなされたのだとか!普通のリスニング素材のディクテーションですら結構な労力がかかります。それが映画となればなおさらです。トレーニングの要素を除いたとしても労力や手間は大きいです。巻き戻しとか早送りとか…それを100本以上・・・・・

このレベルまで達するにはやはり「楽しむ」は必要不可欠だったと思います。もし楽しくないことをここまで継続できたのだとすればそれはそれで本当に素晴らしいですが。

3.選択肢が非常に限られてしまう

これは見方によれば2とも重複します。

以前も紹介しましたが、私の場合一番最後に取り組んだリスニングテキストはラジオの英語ドラマを収録した下記書籍でした。
英語でドラマを楽しもう! (HMアーカイブ・シリーズ 9)

「手間はかけたくないがでも映画やドラマと比べて難易度も落としたくない」というわがままから至った結論でした。
(結局各トラックに余計な音楽が頭や末尾にくっついていて結構な労力を要しましたが…こんなことしない方が英語学習者の助けになるのになと今でも思います)

このわがままが「書籍による生の英語」(AFNやラリーキングなど)を選んできた理由です。
このわがままを持ち続けている限り、選択肢はずっと限られたもののみに限定されてしまいます。

4.時間がかかるのは主に初期の頃のみ

例えば「大量リーディング」のトレーニングにおいて紙媒体やパソコン・スマートフォンだけからKindleも使い始めたという場合、操作自体に慣れるまである程度の時間を要します。

しかし、一度慣れてしまえばその後は時間を大幅にロスすることなくトレーニングを継続できるでしょう。(私はまだKindleに乗り出していません)

このことが音源作成の作業にもいくらか当てはまります。最初のうちはソフトの操作や編集作業に慣れるまで結構な時間を要しますが、一度慣れてしまえば2回目以降は半分程度またはそれ未満の労力と時間で同じレベルの出来のものを作成できるようになるでしょう。

実際に手間をかけて自分で方法を発見している方もいらっしゃいます。
https://ameblo.jp/toraco/entry-11059031260.html

ただし、お金で労力・時間を買うことはできます。
3にてお話しした「わがまま」を持ち続けていても、選択肢を多少は広く保つこともできます。

例えば私が過去に受講した映画プログラムは無料ではもちろんありませんでしたし、有名な「1000時間ヒアリングマラソン」は高価でありますが、学習者が学習しやすいよう音声を編集していることでしょう。

また、専門家に自分のやりたい素材の持ち運びに適した音源作成をお願いすることもできるかもしれません。

でもやはり個人的にはこれらは例外であり続けてほしいです。この「作業」にかかる労力も英語学習につきものの投資だと思います。確かにヒアリングマラソンが大幅に労力を省いてくれるというのは未だに魅力的ですが。今現在も常に選択肢に浮かんできます。。。

5.結局人生においては多少の辛抱は必要

正直な例を挙げます。
私の妻はいつも「料理」をしてくれます。(その上その他の家事ほとんど)
そして私は料理ができません。

もちろん、私が先天的に料理ができないということではなく、確かにスタート地点は手先の不器用さ等により標準よりは後ろにはなりますが、数十時間・数百時間トレーニングしていけばそれなりに料理ができるようにはなると思います。

ただ、私には今のところはまだ自分の選択肢にないのです。そしてこのことを家族にも納得してもらってます。これこそが、私の最大の感謝の源の一つでもあり、英語学習に多くの時間を投資してこれた最大の理由の一つでもあります。

「選択肢にないからやらないで済ますことができる」というのは、本当に贅沢です。自分できちんと認識しておかなくてはなりません。これは本当にわがままの領域にも入ると思います。だからこそ感謝を忘れてはだめなのです。終わりなのです。

本当に料理や掃除その他の家事が好きな方なら話は別ですが、そうでない方々だって必要があるから毎日たくさんの家事をこなされているはずです。

つまり、英語学習に付随する作業もある程度まではこのように避けては通れないところだと思うのです。第二言語学習も人生の1つです。普通の人生に家事がつきものなら、英語学習に多少の作業はつきものであるはずです。

以上のような理由から、今現在の私は単純作業への抵抗がちょっとずつ弱くなっています。しかし抵抗が完全にはゼロにはなっていないということと、せっかく買ったもの(息子のために用意していたのですが、結局「チャレンジイングリッシュ」で落ち着きました)は消化しないともったいないという2つの理由から次の私の音読素材は以下のテキストにしようかと思っています。(以前、次回は映画かドラマにするとお話ししたのに、また作業はときどきは必要だとお話ししたばかりのに申し訳ありません涙)
アメリカの子どもはこんな英語を話している(CD付) (CD BOOK)

みなさんもこれから長い英語学習において作業に時間を取られることがあると思います。そのときはあまり深く考えなくても今日と昨日お話しした事情を思い出していただいて、その上でご自分の意見を確立していただければなと思います。

みなさまの日々の清きクリック、いつもありがとうございます。

また、今日も貴重な時間を割いてまでブログを読んでいただきまして、
改めてありがとうございました。

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com