みなさんこんにちは。
今日もお忙しいところわざわざ当ブログまでお越しいただき、まことにありがとうございます。
以前アウトプットについての記事にて、「英語だって言葉なのだから1つのことを表すのに唯一の正解なんてない!⇒自分の手持ちの武器で何とかする力、癖をつけよう」という旨、お話ししたことがあります。
そして自分なりの正解にたどり着くには、言いたい内容(主旨)をある程度保ったまま自由自在に形のみを変えることのできる力が備わっている日本語の段階でこの変換を行う方がよいということもお話ししました。
今日はそれに関して、私の長い英語学習、会話そしてアウトプットトレーニングの経験から導き出された、大いに役立つであろう2つのコツを紹介します。
これらのコツのみで、「ノンネイティブスピーカーとして英語で話せる領域」がぐんと拡大します。
1.仮に副詞が思いつかないときにかなりの確率で自分の言いたいことを相手に伝えることのできる方法
英語で情報を発信する際に、形容詞は思い浮かぶけど副詞はなかなか思い浮かばないという場面が時々あります。これは大半の英語学習者が経験することだと思います。
この場合どうするか。
①副詞が分からない⇒in a,an「思い浮かんだ形容詞」 way, manner
これでかなり乗り越えることができます。例を挙げますと、「厳しく」を言いたいのにstrictは分かるけどstrictlyは思い浮かばないというケースが英語学習の初期段階にいる学習者に降りかかることが想定されます。
そんなときにこの法則を覚えていれば、「厳しく」⇒「厳しい方法で」と変換して「in a strict manner」と言うことで完全にイコールとはいえないとしても自分の伝えたいことを伝えることができます。
極端な例を挙げますと「大々的に」と言いたいときは何と「in a big way」で乗り切ることができるのです。とても重宝しますね。
②副詞が思い浮かばない⇒in a way where(in which) 文章
これは少し文章が複雑になってしまい、ネイティブにとっては冗長になりしかも英語への変換作業が中級車向けになってしまう可能性もありますが、これも間違いなく相当に役立ちます。
例えば「偉そうに」と言いたくてもこの副詞が英語で思い浮かばないとします。
日本語の段階で「偉そうに」⇒「偉く見えるような方法で」と変換して「in a way where A seems superior.」などといえば相手に必ず伝わります。
③副詞が思い浮かばない⇒in a way that 動詞 ~ (ここではthatは主格の関係代名詞)
さらにはwhereと関係副詞を使うほかに、③のようにthatで関係代名詞を使う方法もあります。
「in a way that makes A seem superior.」(Aを偉く見せる方法で)
※このmakeやseemも本当に重宝します
2.名詞が思い浮かばないときに比較的容易に相手に自分の言いたいことを伝える方法
たくさん方法はありますが、今日は以下を紹介いたします。
名詞が思い浮かばないときは名詞句(主語+動詞の構造を含まない名詞)や名詞節(主語+動詞の構造を含む名詞)に頼ってしまえばいいのです(^^)
最たる例は「仕組み」です。
「Aの仕組み」を今この時点の私がそのまま訳すと「the working of A」となりますが、これが思い浮かばないとしても日本語の段階で「Aの仕組み」⇒「Aがどう作用するか」などど変換して「how A works」でことが足ります。
究極的には、「the working of A」が思い浮かんだとしても、「how A works」の方が適切な場面の方が多いと言えます。
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実際、私が最近始めたリスニング素材にも同じような日本語と英語の変換がありました。プロの方でも上記のような返還を必要に応じて(単一方向ではなく双方向ではありますが)行っているのです。
スタンフォードの「英語ができる自分」になる教室
さらに、「名詞⇒名詞句や名詞節の変換」に関連して、上記の参考書に載っていた文章をもう一つ紹介いたします。
「What is your definition of A?」をプロの翻訳家の方は「あなたはAをどう定義しますか?」と訳されています。
直訳英語は「How do you define A?」ですね。でもwhatから始まる疑問分を投げかけているのは日本人のインタビュアーです。(と思っています)
名詞の変換(ここでは名詞と動詞)は至るところで役立っているのです。(繰り返しになりますが、プロのレベルでは双方向に)
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もっと身近な例をあげると、「how to」においては中学・高校と英語を習った大多数の方が「~のやり方」だけでなく「~をどうやるか」というよう感じの柔らかい日本語も必要に応じて使っているはずです。
この発想転換をインプット(読んだり聞いたりするとき)だけでなく、アウトプットにも適用すればよいのです。インプットとアウトプットが深いところでは繋がっていることを証明する1つの要素です。
どうでしょうか。これら2つの法則を身に付けておくだけでみなさんが話せる英語の領域がぐんと拡大するはずです(^^)もちろん何か疑問がありましたらいつでもお知らせください。
本当は今までの長い期間のうちで上記のような気付きが他にもあったのですが、最近思い出すことのできた2つをまずは紹介させていただきました。
みなさまの日々の清きクリック、本当に励みになります。ありがとうございます。
そして改めて、今日も貴重な時間を割いていただきまことにありがとうございました。

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