スキーと英語力2

みなさんこんにちは。

今日もまた当ブログまでお越しいただき、まことにありがとうございます。感謝、感謝です(^^)

先日、スキーと英語について、踊り場のような地点があるという旨お話ししました。

今日はスキーと英語についてもう1点、お話しします。

2.スキーと英語では人を育てる基盤の強さが根本的に異なる

これについては実は、子どもを昨シーズンの冬に初めてスキーの練習イベントに参加させた頃から頻繁に思っていました。

スキーについては子どもを始めとして人々が楽しめるレベルになるための土壌が十分に(少なくとも雪国では)整っています。

※もちろん、「楽しめる」には様々な解釈があり、スキーでも英語でも本当に初心者のうちから楽しい要素もありますし、楽しいと思える方もたくさんいらっしゃる(継続の観点からは究極に理想のタイプです)のは分かります。ここでは多数の方にとっての「楽しめる」についてお話しします

小学校の授業に組み込まれていますし、教えることのできる大人を探すのにそこまでの苦労はありません。

結果として、楽しめるレベルに到達する人の数も十分なレベルになり、またその人たちが授業であれクラブであれ次世代・他世代のお手伝いをするのでスキーを楽しめる人が急減するということはありません。(流行りの影響を除く)

少し話がずれますが、この状況が英語学習にも当てはまっていたらとてもすごいですよね。小学校の授業から組み込まれ、学校外でも英語に触れる機会がスキー並にあれば英語を楽しむことができる人の数だって安定します。これは私の夢見る日本の理想像の1つです。

でも実際にはそうはなっていません。確実だと言える1つの理由は「楽しめるようになるまでに必要な時間の量の違い」です。

私の息子の例を挙げましょう。

スキー教室へ数回行っただけでボーゲンをほぼマスターしました。一回の教室が長くて2時間程度ですので、10時間未満で一応「楽しみ始めるところ」まで行きました。

それ以来今までできちんとした回数は分かりませんが(20回未満)、1日じゅうのスキー場での練習やナイターに行っただけで今はもうボーゲンに頼っていません。

総合時間を長めに見ます。スキー場が9時から16時までの営業でフルに滑ったとして7時間。この7時間を20回行ったとして計140時間です。

まあ覚えの早い子どもだからという反論も十分考えられますが、大人でも本当に長く見ても数百時間程度でかなり楽しめるレベルになるはずです。

一方の英語では…

中学校高校だけでも数百時間費やしているのに、楽しめるレベルには遠いです。少なくともまだもう数百時間は必要でしょう。

授業の内容にも少しは原因があるかもしれませんが、やはり言語間の距離が大きい(英語スピーカーにとっては数ある言語の中で日本語が獲得に一番時間がかかる)ということが最大の理由だと思います。

以前も紹介しましたがもう一度
https://effectivelanguagelearning.com/language-guide/language-difficulty/

これは恩師からいただいた情報です。

アメリカ国務省の付属機関である FSI(Foreign Service Institute)が研究の結果に基づいて、
英語スピーカーが一般的に「流暢」なレベルに達するのに必要な時間ごとに、世界中の言語をカテゴリー1~5まで分類されています。

幸か不幸か、日本語は英語を話す人たちから見れば一番難しい言語だということが、カテゴリー5の中で、さらに*
の記号で示されています。日本人にとって見れば必ずしも同じとは言えないまでも、似たようなことが当てはまるはずです。

結果、「現在の日本の中学校高校での英語の授業のみでは楽しむことのできる人の数が増えない⇒小学校の授業や学校外のクラブ等の機会が増えない」となっています。

私たちの母国語を非難しても全く意味はありませんので、これを克服することを考えましょう。

最初はきついかもしれませんが、「少しでも英語を楽しめる人の数を増やそう」という信念を持った人の数が増え、その方々が少しでも多くの方々のお手伝いをするというサイクルが生まれれば、長期的には強力な土壌が整っていくはずです。

実際には上記の信念を持った人を増やすというのは難しいので、英語を楽しめる人を増やすというのがより現実的な選択肢です。楽しめる人が増えれば徐々に上記の信念を持った方も増えていくはずです。今現在私が少しずつ活動しているのはこれが理由の一つですし、目的の一つでもあります。

私が生きているうちに日本全国に目に見えた変化を期待するのは無理かもしれませんが、少なくとも種を残したいと思っています。

最近書店で、日本人の英語力についてのシビアな意見を見ました。2冊あります。

1冊目
英語上達完全マップ

最後の方にお勧め教材のコーナーがあるのですが、スクリーンプレイ等の、映画の台本を書籍にしたシリーズを挙げている紹介欄に「日本における英語学習の環境だけは完璧に整っている。環境だけは…」というような内容が書かれていました。

2冊目
話すためのアメリカ口語表現辞典

冒頭部分に、【「日本における英語熱は高い。世界一高い。そして英語力は世界一低い。」と言われている。】という内容が書かれていました。

当初、これら2冊は本当に日本人を応援する気持ちはあるのかと疑ってしまいました。

しかし、確かに十分な根拠をもって論破することができないということも認めざるを得ません。

もう上記のようなことを言われるのは現代世代を最後にしましょう。苦しみながらではなく、楽しみながら学習を重ね私たちを最後の世代にしましょう。

前回と今回に渡り、個人的日記と思いを読んでいただき、まことにありがとうございました。

どうか今日もみなさまの日々の清きクリック、お待ちしております。


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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
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