みなさんこんにちは。
今日もまた当ブログまでお越しいただき、まことにありがとうございます。
今日はより多くのかたに始めていただくために始めた「ラジオ英会話」記事の第2弾です。
2018年度ラジオ英会話は会話のほかに、文法に焦点を当てている講座なので音読系トレーニングと文法学習を兼ねることができ、文法の学習が面倒だという方にはそれぞれの学習を個別に行う必要がなくなるという点でお勧めだと以前お話ししました(^^)
文法の勉強は嫌だけど、英語は使えるようになりたいと思っている方、この講座は選択肢の一つです。今日から始めましょう。
第二言語の音読といっても何も難しいことはありません。最初は難しく感じますが、回数を重ねるにつれて必ず上達しますのでどうかついてきてください♪必ずです。
しかも当然ではありますが、この記事が進むにつれて同じ法則にぶつかることも珍しくなくなりますので、既存の音読方法についての知識で読める初見の文章も少しずつ増えていきます。
では本題に移ります。
2018年度ラジオ英会話lesson2(便宜上番号を振ります)
①Hi, I'm Jake.
How are you doing?
②Fine, thanks. I'm Amy.
③Where are you from, Amy?
④I'm from San Francisco.
I arrived in Huston last night.
I have a basketball match at 3.
⑤Good luck!
I have a match today, too.
(Amyのお腹が鳴る)
⑥Oh, are you hungry?
Have you had lunch yet?
⑦No, I haven't.
⑧How about having lunch with me and my teammates?
⑨Oh, great. I would love to.
①Hiは日本語の「ハーイ」で十分です。
I'm
今日のレッスンはI'mが多いです。カタカナだと「アイム」になりますが、日本語の「ム」と違ってmは子音単独の音です。mの子音に母音の「ウ」をくっつけて「ム」になってしまわないように気を付けなくてはいけません。
Jake
前回の記事でも「kids」で似たような内容をやりました。Jakeは正確には「ジェイク」ではなく「ヂェイク?」のようになります。というのもJの発音記号は「ʒei」ではなく「dʒei」だからです。
これらの発音の違いについては過去の記事でも触れましたし、インターネット上にも豊富に情報がありますので、忘れていた方や今回初めて当ブログまでお越しくださった方はきちんと知識として頭に入れておきましょう。
定番の言葉となりましたが、また正直に告白します。
I'mやJakeのでの注意事項に私自身、英語学習を再開したころはきちんと気を付けていませんでした。長年の生活で身に付いていたカタカナ英語をかなりの期間引きずっていたと思います。知識をきちんと練習に反映させていなかった証拠です(T T)
みなさんの場合はこのような罠に陥らないようきちんと知識を実践に移しながら進めてください。最初は負担が増すかもしれませんが、長期的視点から見れば最初にきちんと細かいところに気を配ることによってはるかに効率よく発音技術・英語力を高めることができます。
しつこいですが、英検の記事にて、「発音が足を引っ張って落ちたことがある」旨お話ししました。完璧主義は絶対によくありませんが、高いところを目指そうとして練習することは本当に大事です。特に初期の段階でです。
How are you?
これは日本語になっていて「ハワーユー」になりますが、英語らしく読むにはやはりhowの母音「au」をきちんと入れて、この最後のuの音と次の単語areのaが重なることによって自然にwのような音になるところを目指すべきです。
②fineはfの音を強めに読みます。
thanksは母音「エア」の音に注意します。そしてI'mのmは前述のとおり日本語の「ム」にならないよう口をしっかり閉じたまま発音します。
③fromのfはしっかり響かせ、mは「ム」にならないよう注意です。
④I'mとfromのmに注意します。San Franciscoの「ン」 の部分は日本語の「ん」ではなく英語の「n」ですので日本語を当てはめて読むことのないように舌を上方へピタッとくっつけます。
arrived inは最初の単語の終わりのdと次の単語の始めのiがくっついて、かつ英語の「n」が続きますので、「アライヴディン」のようになります。次のHustonも「n」に注意します。
last nightはlastの母音「エア」に注意。
I have aはvとaがくっついて「アイハヴァ」のようになりますが、haveが強く読まれるときはこの母音も「エア」になります。
basketballもmatchもまたまた母音「エア」です。atのtは発音されないことが多いということは以前にも出てきました。
⑤good luckのdは破裂させてもさせなくてもOKです。luckのluの音は日本語のラ行とは全く異なる音ですので舌をしっかり上の歯の裏か歯茎にくっつけてから発音します。かといって破裂音でもありません。破裂させるとdの音になってしまいます。しっかりと子音lの練習を積めば次第に慣れてきます。
I have a matchは④でのI have a basketball matchと全く同じところに気を付けます。
⑥Oh, are you hungry?はOhの母音に注意。「ウ」の音がはっきりと相手に伝わるように発音します。
Have you had lunch yet?はhadのdが発音されないこともあるということと、lunchの「n」は舌をきちっと上へくっつけることに留意します。もちろん子音lにも注意です。
⑦気を付けるべき個所は、Noの母音「オウ」とhaven'tの「n」のみです。
⑧How aboutのtは破裂させないで練習した方がいいと思います。lunchは日本人に馴染みのない子音lと馴染みの薄い子音nに注意。
andはほとんどの場合、発音記号でいえば「ən」かさらに母音が落ちた形の「n」になるんでしたよね。
teammatesは、teamの終わりに口を開いて日本語の「ム」にしたくなりますがそこを我慢して口を閉じたまま次のmatesを発音します。つまり、始めのmのために閉じた唇をそのまま利用して(ほんの気持ち長くmを伸ばしながら)次のmatesへ移行します。
⑨おなじみOhの母音に注意です。そしてgreatは好みでtを破裂させてもさせなくても構いません。
どちらでもいい場合はやはり模範例をそのまま真似する形で練習すればいいでしょう。⑧で、破裂させないほうがいいと思いますというコメントをしておきながら申し訳ございません。
I would love toは子音wをしっかり響かせ、子音lを意識しながら、vは破裂音ではないことにも気を配って読みます。
ここまでお疲れさまでした。lesson1では私自身の音読音声を聞いていただきましたが、毎回聞き苦しい音をみなさんに聞かせるわけにはいきませんので、今回は(今回からかも?)なしにします。もし必要だという方がいらっしゃればお知らせください。逃げも隠れもしません。不快にさせるのを覚悟で発表させていただきます。
さて、lesson1では最後の方に文法項目についてお話をさせていただきましたが、今回は文法の話といいますか、今回の文法事項から蘇る私の思い出について少しお話しします。
今回のlesson2では自動詞型と他動詞型の例として、「到着する」で最も有名であろう
arrive in A
get to A
reach A
が解説されています。
私自身が中学3年生のときに、まさにこの3つ(当時の授業ではarrive inではなくarrive atでしたが)を丁寧に教えてもらった記憶があります。もちろん今回のラジオ英会話ほど詳しく自動詞とか他動詞とかに触れることはありませんでしたが、教え方が上手で生徒受けがとても良かった先生でした。
中学1・2年生ではいわゆる「低い点数」に苦しんでいた生徒のかなりの割合の生徒が、3年生でいわゆる「並みの、または、よい点数」まで上がったのも覚えています。
きっかけは忘れましたが、この先生が授業中にぽつっと「英検1級には3回も落ちちゃいましたよ。」(全く同じではなく、こういう感じのセリフです)と言ったのです。当時の私は「英語の先生になる過程では英検1級にも受かれるんだなぁ。将来受かりたいなぁ。」と漠然と思っただけで特に深刻には受け止めませんでした。
それがおととし、去年と私自身が英検に落第し続けるうちに次第に当時の先生の発言が記憶に蘇るようになったのです。「ああ、あの時言っていたのはこの苦労だったんだなぁ。」と何度も痛感しました。
失礼しました。私は幸い休日出勤に駆り出されることはほとんどありませんが、学校の先生は休日でも部活動その他で頻繁に仕事をされていることを考えると、上記の「この苦労」という言い方で私のと同じ扱いをするのは間違いですね。さぞ時間の捻出には苦労されたことでしょう。
このことと、今現在の私は英語教師皆がみんな英検を取っているわけではないことを知っているということとの2つの理由で、今ではこの先生にもう1度会ってお話しできる機会があればなぁと思っています。
この先生は「冠詞に迷ったら所有格に逃げるのも手だ。」ということもおっしゃっていました。当時の私は「先生でも逃げるという表現を使うんだぁとか、先生でも逃げ道が必要な時があるのか」という感じで意外な印象を受けた記憶があります。
今では、時には逃げることも必要な時があることに心から賛成します(^^)
また、ラジオ英会話の記事で紹介するのも偶然ですが、この先生の授業では生徒たちは形としては英語の教科書を購入していたものの、先生の勧め(実質的な決定)により基礎英語のテキストも用意して教科書ほぼそっちのけ状態で基礎英語中心に進めていったことを今でもはっきりと覚えています。
先生が録音して用意してくれた音源を授業で聞いていたのです。
おかげさまで、中学時代からいままで一度も忘れることのない表現がいくつかあります。いまこの記事の作成段階で思い出せるものとしては…
A is just around the corner.(Aはすぐ間近である)
Say hello to A.(Aによろしく伝えてね)
Super.(How are you?と聞かれてgreatと答えたいときの珍しい表現ヴァージョン)
You are a coward.(汚い言葉を使わせていただければ、チキン野郎と言いたいときの外来語になっていないヴァージョン)
今ではおかげさまで数秒かければそれぞれ代替の表現が思い浮かぶものの、これらの表現は当時の中学時代の柔らかい脳の時代に教えていただいたおかげで、今でもアウトプットするとすれば真っ先に出てくるであろう筆頭候補であり続けています。
今日もまた少し長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきましてまことにありがとうございました。
今日もみなさまの日々の清きクリック、どうかよろしくお願いいたします。
そしてどうか今後も引き続き当ブログをよろしくお願いいたします(^^)
ありがとうございました。

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5月3日に、音読ファイルを追加します。
Lesson2.mp3聞くたびに自分の未熟さが身に染みてわかります…。でもこれも成長するためのいい経験です。
何か改善すべき点がありましたら遠慮なくお知らせください。
今回、遅くなりながらも改めて音読ファイルをアップロードしたのにはわけがあります。
この「完璧とは程遠い」音読を聞いていただくことによってより多くのかたに「俺でも、私もでもできる!」と自信を付けてもらって始めてもらうというのが最大の目的で、
次にくるおまけの目的が私自身の音読力の向上です。
今日初めての方も以前に記事を訪問していただいた方も、追記を訪問していただき、大変ありがとうございました。
どうかまたみなさんの清き応援クリック、お待ちしております。よろしくお願いいたします。
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