みなさんこんにちは。
今日もまたお忙しいところわざわざ当ブログまでお越しいただきまして、まことにありがとうございます。
このたび、ちょっとしたハプニングがありました。
実はこの「ラジオ英会話」シリーズの記事を始めた当初は、ラジオ英会話〇と、〇のところに数字を入れてその数字とlesson〇の〇が一致する形で進めて行けば分かりやすくていいなと思っていましたが、ここに来て初めて「Review」のlessonがあることに気が付きました。
これでは新しい素材についての「どうやって音読するか」の解説ができません。しかし、やはり数字の一致を崩したくはないと理由から、申し訳ないですがreviewの週についても何らかのコメントを加えさせていただく形で提供させていただきたいとと思います。
どうかよろしくお願いします。
2018年度ラジオ英会話lesson5(Review)
①Look at those kids dancing over there.
②Can you see them?
③I arrived in Huston last night.
④My dad runs this restaurant.
⑤I'm looking for a guidebook on Spain.
⑥You can look through it.
①・②①と②は自動詞と他動詞の本質の違いを見るためのものでした。
せっかくなので、look atから話を拡大してtake a look atについてお話しします。これらの主な違いは、名詞の「a look」を用いた方がより「手短に見る」動作を表すということです。
この「look」に形容詞を付けることによって、副詞的にlook atを修飾するような内容の文章を作ることができます。あまりに有名過ぎてみなさんご存知かもしれませんので、1つだけ例を挙げます。
例
take a careful look at⇒carefully look at
ちなみにhave a lookという表現もあります。違いについてはtake~は主にアメリカ英語でhave~は主にイギリス英語だということだけです。
これに関連して1つ、覚えておけば結構役立つことを紹介いたします。
実はlookのように動詞が名詞になって変化する形や、名詞を直接目的語に取っている形は思いのほか本当によく重宝することがあります。
例えばcare about≒take care ofという仮定をすると、このcareを形容詞で修飾することでlood atと同様に様々な応用がききます。
take good care of~(~を本当に思いやる)
そして動詞⇒名詞のケースに限らずもともとの名詞を形容詞で修飾するだけで副詞的な意味を持たせることのできる、日本人が思いつきにくい好例が以下です。
drink a relaxing cup of coffee.(くつろいでコーヒーを飲む)
relaxingという形容詞がcupを修飾することによって文章の意味としては副詞的な存在として使うことができます。実はこれもラジオ英会話で紹介されていました。
よく見る例は
a large number of 名詞
large numbers of 名詞
修飾する名詞によって、numberがamount, volume, quantityなどと置き換えられることが従えることがよくあります。
③③はarrive in(at), get to,reachの3つの「到着する」を比べたレッスンで取り上げられた文章です。
arriveは「足を踏み入れる動作」で、inやat以降でその動作がどこで起こったのかを説明するというニュアンスです。
get toはgetが「移動を表す動作」で前置詞「to」は到達を表す前置詞なのでこれらの組み合わせで「到着する」という意味になります。
reachはここでは唯一の他動詞。「腕をぐいっと伸ばして掴んで手に入れるという動作」が直接目的語へ及んで、「到着する」になります。
この意味(イメージ)しっかり把握しておけば、reach sufficient proficiencyなどという表現もしっかりと頭に入りますね。
④④は他動詞はその動作が直接目的語へ及んでいるということを再確認したレッスンで取り上げられた文章です。自動詞の意味「走る」の行為が直接restaurantへ作用し「走らせる」⇒「運営する」という意味になります。
ちなみにこのレッスンでは普段は自動詞のイメージが強いけれども、使役動詞を兼ねるように他動詞として使える動詞sit, fly等が紹介されていました。それぞれ、「座らせる」・「飛ばす」です。
ちなみに私自身の体験からお話ししますと、今までいろんな英語に触れてきましたがどちらにも出会ったことはありません。
⑤・⑥⑤と⑥共に前置詞のイメージが分かっていれば英文の意味がつかめるという例文でした。
forは「何かを目的として」、とか「何かを求めて」というイメージです。
look forの他にforが同じ意味で使われている例は、search for, hope for, yearn for, long for, struggle forなどがあります。
throughはドライブスルーやシースルーといった馴染みのある外来語から想像がつきますが、対象物の端から端までに行為が及んでいるイメージです。
go throughやget throughは定番中の定番です。
今まで一度も出会ったことがありませんが、sit throughというのもあります。
ここまでお疲れさまでした。
「文法」をメインテーマにした2018年度の「ラジオ英会話」ですが、前置詞といった単語レベルまで解説が及んでいるのは、初級者にしてみれば特に大きな助けになります。
もちろん、中級以上の学習者にも抜けがないかの再確認と英文法知識の底上げにとても役立ちます。
この講座のすごいところは「文法」をメインにしながらも「話す」ことも目標にしているということです。そして「話す」ためにこそ、前置詞のような単語レベルでの知識も大事だとおっしゃっています。
音読、面倒ですか。今日は息子の音読写真を紹介いたします。

9歳という柔軟な脳みそでも音読は必須なのです。大人である私たちはより一層必要です。毎日、少しずつでいいので着実に積み重ねていってください。
その積み重ねは将来必ず、「英語を楽しめる境地」という報酬によって報われます。
今日も貴重な時間を割いてまで当ブログを訪問・閲覧していただき、まことにありがとうございました。
みなさまの日々の清きクリック、どうかよろしくお願いします。

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今日5月6日、ゴールデンウィークの最終日ですが、追記にて私の未熟な音読ファイルをアップロードします。
Lesson5.mp3恥をさらすのは何も恥ずかしいことではありません。これでみなさんに自信をつけてもらうことができますし、みじめな思いをすることは上達への近道の一つでもあります。
やはりもっと上手に読めるようになりたいという欲はありますが、完璧主義が行き過ぎるとやはりよくありません。音読向上の主な目的はリスニング力向上にあるので、まずは対象のスクリプトがきちんと聞き取ることができるのであればある程度のところでよしとして進んでいこうと思います。
注意点でも何でもいいです。率直な指摘をお待ちしております。
今日もみなさんお忙しいところ、わざわざ追記を訪問・閲覧していただきまことにありがとうございました。
(^^)
どうかみなさまの日々の清きクリック、よろしくお願いいたします。

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