ラジオ英会話36

みなさんこんにちは。

今日もまたご多忙のところわざわざ当ブログまでお越しいただきまして本当にありがとうございます。

最近気温が高くなってきており、だるくなってしまう日が増えてきましたが語学には関係ありません。継続あるのみです。1年間分を終えるまではこのシリーズは続きます。


このブログでは昨年は主に私が今までに何をしてきたかお伝えし、そして今年は英語を使える人の数(≒始めて継続する人の数)を増やそうという思いで日々更新しています。

よって、もう学習はされているかこれからするのが確定している方で、「どうしたら英語が使えるようになるか」に興味がある方は昨年の記事を中心にご覧ください。みなさん心のどこかでは「英語が話せたらいいなぁ。。。」と思っているはずです。

では本題に入ります。

2018年度ラジオ英会話lesson36

①Did you finish the slides for your presentation?

②Yes, it took a long time.

③Let's practice in the meeting room.

④Sounds good.
I'll bring my computer.

⑤OK, let's go.

⑥Could you connect my computer to the monitor, please?

⑦Sure.

⑧Oh, wait.
I just remembered.
I have to make a phone call first.
I'll be back in a few minutes.

⑨No problem.
Take your time.


Did youは定番となりました。「ディジュー」ではなく「ディヂュー」です。前者は舌が上歯茎につきませんが、後者はくっつきます。

finishなどのshで終わる単語はある意味日本人泣かせです。「フィニッシュ」のように余計な母音がくっついて日本語になってしまっているので、練習初期に子音のみʃで終わるように気を付けていても油断するとまた母音が復活してしまうことがあります。

slides for your presentation?
slidesもdid youと似たパターンで、「スライズ」ではなく「スライヅ」の感覚で発音します。

presentationはnが来るたびに舌は上歯茎へぴたっとくっつく必要があります。これも気を抜くとすぐ日本語の「ん」になってしまいます。


it took a
itのtは発音準備のみで、その準備をtookのtの破裂に使います。tookとaはもちろんくっつきます。

long timeは両方とも子音で終わります。longは恒例となりましたŋ、timeはmのみです。母音をつけなくていいのですから考え方によってはこれらについては日本語より楽とも言えます。


Let's practice in the meeting room
今日だけはここからはingのŋについては触れません。

Let'sのl、practiceのエァ母音、inのn、roomのmにそれぞれ気を付けながら読みます。roomのrもlとの差別化が大事です。roomがloomになってしまいます。loomもインプットレベルでは重要単語。社説では以下のような感じで用いられていたことがあります。

The threat of A looms large.


Sounds good
Soundsは複数の点に配慮が必要です。出だしの子音sは日本語より遥かに強く、nでは舌は上へ、dsは「ズ」ではなく「ヅ」という点についてです。

I'll bring my computer.
I'llは子音lのみで終わるので日本語の癖で母音をくっつけないようにします。母音なしで相手に音を聞いてもらえるか心配になると思いますが、恩師の言葉を拝借しますと息を使ってしっかりうなることで伝わりやすくなります。

computerは最初のoはシュワですので口を開ける必要がありません。mのところで唇をしっかり閉じてその閉じた唇をpの破裂に使います。


OK, let's go
OKのオゥ母音、エィ母音、letのl、goのオゥ母音に注意です。


Could you connect my computer to the monitor, please?
Could youは①のdid youと同じ点に注意です。connectの最初の母音はシュワですので力を抜いて発音します。computerの最初の母音もしかり。

monitorの締めのtorの母音も、「伸びる音かつrとくっついている」という違いはありますがもとはシュワです。pleaseはlをしっかり発音します。


Sureはスキップ♪みなさん大丈夫だと思います(^^)


Oh, wait
Ohのオゥ母音に注意。

I just remembered.
justのtはかなりの高確率で破裂準備のみです。

I have to make a phone call first.
make aはくっつけて、phoneはオゥ母音に気を付けます。callは2音節ではなく1音節。lで終われば自然に1音節になります。

I'll be back in a few minutes.
I'llは今日はもう大丈夫でしょう。

back in aは全てつながります。fewのfは強く発します。


Take your time.
thank youと同じようにtake yourもくっつけてしまってOKです。timeはしっかりとmのみで終わります。

ここまでお疲れさまでした。ではここから少しですが文法事項についてお話しします。


Did you finish the slides for your presentation?
この手の内容は私はやはり現在完了を使って聞くべきだと思います。ただの過去形だとどうしても今に焦点が全然当たっていなく単に過去の事実を確かめているに過ぎないという感じに満ちてしまいます。

反論ある方、ご一報を心からお待ちしております。


Yes, it took a long time.
これはアウトプットレベルでも必要な表現です。同じくアウトプットレベルでも必要な言い換えとしては
it took long
があります。


Let's practice in the meeting room.
meeting roomと言ってもroomがmeetingしているわけではありません。

ingには「~するための」を表す機能もあり、ここではこの用法で使われています。
例としては
waiting room
meeting point
などがあります。


Sounds good.
このくらい定番になると主語のthatが省略されているんだよという知識は必ずしも必要ないと思います。試験ではなく日常英語で使うにはこれで十分です。

I'll bring my computer.
学校英語でbringを「持ってくる」と習いませんでしたか。これには理由があります。bringはcomeの他動詞版のようなものだからです。

また学校英語の話ですが、相手のところへ今行くよというときにはI'm goingではなくI'm comingと習いました。

つまりここでbringを用いているということは、これから行く先(meeting room)を基準としていることがうかがえます。


Let's goはShall we goと=ではないことは覚えておかなければなりません。


Could you connect my computer to the monitor, please?
学校英語では丁寧な依頼文を作るときはwould, couldを習いましたが、wouldは結局は意志をうかがうのでcouldの方がより丁寧です。

さらにcould you please, could you possibleとして丁寧さの度合いを上げることができます。


Sure.
いつでも自動的に出てくるようにしておきましょう。


I just remembered.
justはたくさんの意味がありますがここでは「つい今」系の意味です。

I have to make a phone call first.
have toとneed toの違いは以前お話ししました。have toが用いられているということは話者は電話のことを億劫に感じている可能性があります。

I'll be back in a few minutes.
ここでのinは「~分以内に」と思ってしまいそうですが、純粋に「数分後に、数分で」という1点を指しています。

「以内」というニュアンスにしたければwithinを使う必要があります。


No problem.
Take your time.
定番中の定番です。両方とも自動的に使えるようにしておかなければなりません。

さあ改めてここまでお疲れさまでした。

もう基本的な音読ルールについてはかなりの部分が出尽くしたのではと思います。1年分終わるころには初見で対応できる英語が相当に増えているはずです。

毎日少しだけでも時間を取って継続していけば「英語が使える」が現実のものとなっている未来が待っています。

始める決意と継続する意志を今日もみなさんに期待しながら今日はここまでとします。

お忙しいところのご訪問・閲覧ともにまことにありがとうございました。

みなさまの日々の清き応援クリック、本日もどうかよろしくお願いいたします。

改めてありがとうございました。

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遅れました。本日6月21日私自身の音読ファイルをアップロードします。
Lesson36.mp3

今日は更新がない分いつもより多く音読ファイルをアップロードして現在地点までの差を縮めています。

本当にどんなご意見でも結構です。指摘・注意何でもです。屈託のないご意見をお待ちしております。

本日のアップロードはここまでです。

お忙しいところのご訪問・閲覧ともにまことにありがとうございました。

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改めてありがとうございました。
(^^)

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com