みなさんこんにちは。
継続が身に付いてきましたでしょうか。始めだけつらいかもしれませんが繰り返しているうちに「毎日」が当たり前になります。
このブログでは昨年は主に私が今までに何をしてきたかお伝えし、そして今年は英語を使える人の数(≒始めて継続する人の数)を増やそうという思いで日々更新しています。
よって、もう学習はされているかこれからするのが確定している方で、「どうしたら英語が使えるようになるか」に興味がある方は昨年の記事を中心にご覧ください。みなさん英語が話せたらいいなと思っているはずです。
では本題に入ります。
2018年度ラジオ英会話lesson38
①Don't you think that our new math teacher, Mr. Sakamoto, is too strict?
②Not really.
③He gives us far too much homework.
④That's true, but I think he's a great teacher.
⑤Really?
I think you like him because he's good-looking.
⑥Well, that may be part of the reason.
⑦No wonder you ask him so many questions.
⑧What?
No, I don't!
Get out of here!
①Don't you
「ドゥン」と小さいゥが入ります。残念ながらこの基本的な発音、私の中学時代は習うことはなく高校ではさらに音読の機会が減りました。今現在の英語教育はどうでしょうか。
think that
ここでのkは破裂ありなしどちらもありです。kの破裂準備とは舌の根元が喉の上の方にくっついた状態です。thatのtは破裂準備のみです。
our new math teacher, Mr. Sakamoto, is too strict?
ここでは特に難しいところはありません。ただ、teacherとMr.の最後の母音は長くは伸ばしませんが口を小さくしてうなる音です。日本語の「アー」とは全く異なります。
②Not really.
reallyはRLのいい体操になる単語です。
③He gives us
Heはhが脱落することもあります。gives usは当然ながらくっつきます。
far too much homework
fは強力に息を使って発音します。muchは1音節。chを強烈に響かせます。カタカナ英語卒業に必須です。homeworkはオゥ母音の後に唇を閉じるmがきてwが続きます。個人的には苦手な箇所です。
④That's true
日本語にないðとエァ母音の組み合わせです。英語におけるthis, that, these, thoseの使用頻度を考えると出だしの子音ðを強く発する練習は不可欠です。
but I think he's a great teacher.
but Iは二通りあります。
1.tが破裂準備のみで、一瞬間を置いてIへ移行
2.tがdかl音化してIとつながる
he's aはもちろんくっつき、greatのtは破裂させずその破裂準備をteacherのtへ活かします。
⑤I think you like him
thinkのkは破裂ありなし両方ありです。like himのhは無くしてしまって「ライキム」のようにします。hを残してもOK。
because he's good-looking
becauseはカタカナ英語で3~4音節ですが英語では2音節。またhe'sは英語で1音節。これらを意識して発音します。good-lookingのdは破裂なしです。ingの発音はもう大丈夫ですか。ŋに慣れましょう。
⑥Well
母音に頼らずlのみで終わらなければならない単語はある意味日本人泣かせです。
that may be part of the reason.
thatは④d登場しました。
part ofは2段階。
1.tの音が濁ってofとくっつく
2.fが脱落する
どちらの段階を採用しても大丈夫です。
reasonのnでは舌をしっかりと上歯茎にくっつけます。
⑦No wonder
Noはオゥ母音に気をつけます。wonderはnで上をくっついた舌をそのままdの破裂に使い、短くうなる母音でフィニッシュ。
you ask him so many questions
ask himのhは脱落ありなし選べます。soのオゥ母音、questionsのnに注意です。
⑧No, I don't!
オゥ母音が連続します。
Get out of here!
ここでのofのfは脱落する方がポピュラーです。getのtもoutのtもd,l音化して「ゲラゥラ」「ゲダゥダ」のようになります。
ここまでお疲れさまでした。ではいつもながら文法事項について少しお話しします。
①Don't you think that our new math teacher, Mr. Sakamoto, is too strict?
否定疑問文を使いこなすことができればそれは一皮むけた証拠です。例えば「暑くない?」と聞くのと「暑い?」と聞くのでは同意を求める強さに明らかな差があります。英語もここでは同じ感覚です。
②not reallyは部分否定です。notは後に出てくる語を否定するという特徴があるので、否定を強調したいのであれば、really notの語順にします。
③He gives us far too much homework.
「多すぎる」を表すときは可算名詞にはto many、不可算名詞にはtoo muchをつけるという内容は学校英語で習いました。
が、「far too many, much」は残念ながら教えてもらえませんでした。far too 形容詞、副詞はアウトプットレベルでも必須です。
④That's true
「That sounds good」がよく「Sounds good」になるようにこの表現もよくTrueと1語だけになるときもあります。
⑤ I think you like him because he's good-looking.
この文章は一見単純ですが、実はbecauseが修飾する動詞によって解釈が2つあります。
1.私は「あなたが彼を好きだ」と思う。なぜならば彼はハンサムだから
2.私は「あなたは彼のことが好きだ。彼はハンサムだから。」と思う
ここでは違いと呼べるほどの違いは生じていませんが、解釈は分かれうるということはチェックしておきましょう。
⑥that may be part of the reason.
part ofは便利な表現です。「~の一環として」と言いたいとき私は「as part of ~」を使います。
ここでのmay beは仮にmaybeだとしても(文法上追加でbe動詞が必要ですが)意味は変わりませんよね。個人的な推測ではこのような経緯でmaybeが誕生したのではないかと思っています。
⑦No wonder you ask him so many questions.
no wonderは辞書的には「It's not surprising」や「It comes as no surprise」と同系列なのですが、「はは~ん。どうりで・・・」のような日常的によく経験する気持ちを表すのに最もピタッと来る表現です。
⑧Get out of here!
直訳は出て行けや立ち去れですが、転じて「勘弁してくれ」、「やめてくれよ」、「つまらないこと言うな」の意味を表すイディオムでもあります。
私自身何度か出会ったことがあるので日常的に使う表現ということでもできます。
さあここまで改めてお疲れさまでした。
日々の積み重ねで必ず英語はものになります。イチローの小学時代にみたいに1日5時間を毎日まではとてもする必要はありません。
ただ、空いた時間を見つけてそして時間を作って少しずつ投資していけばいいのです。英語を話したいですよね。少しずつ、少しずつがものを言います。
今日もお忙しいところわざわざご訪問・閲覧いただきまことにありがとうございました。
みなさまの日々の清き応援クリック、どうか本日もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

<
遅くなりました。本日6月25日、私自身の音読ファイルをアップロードします。
Lesson38.mp3もう恥をどう感じるかという境地は卒業です。今現在の私自身の完璧とは程遠いレベルを知ってもらい状況を共有しみなさんに役立つ情報を交換できる場になれば幸いです。
今日もお忙しいところ当追記を訪問・閲覧いただきまことにありがとうございました。
みなさまの日々の清き応援クリック、本日もどうかよろしくお願いいたします。
改めてありがとうございました。(^^)

<
コメント