みなさんこんにちは。
今日もはるばる当ブログまでお越しいただきまして本当にありがとうございます。
今度こそ本当に英語をものにするためシリーズですが、前回まででディクテーション⇒解答合わせ⇒シンクロ読み⇒一人読み⇒高速読みとみてきました。
今日はその先についてお話しします。
あまりにも有名過ぎるのでほとんどの方がご存知だとは思います。
「シャドーイング」です。
どのように行うかといいますと、聞いた英語をすぐそのあとを追って自分で声を出して真似しながらついていくというものです。
真似すると言ってもいわゆる「ものまね」のように声まで真似する必要はありません。真似するべき要素はそれ以外の全部。シンクロ読みのときと同じです。
このトレーニングをする理由を紹介いたします。
1.聞き流しを防ぐ例え耳から英語を聞いているつもりでも、人間どうしても意識が他へ向かってしまっているものです。声を実際に出しながら追いかけげいくことでこの注意散漫を完全にとまではいきませんが防ぐことができます。
受動的要素としては「聞き流しを防ぐ」になりますが、積極的要素としては「集中力を維持するため」ともいえます。何といっても真似しなくてはならないのですから、何と言っているか聞き取れなければ話になりません。聞き取ろうとしているのであればそれは立派な集中過程です。
2.シンクロ読み⇒一人読み⇒高速読みの成果をチェックする今まで何度か、「人は発音できる音は聞き取れる」旨お話ししてきました。
シンクロ読み~高速読みまででしっかり音読をこなしていれば、たとえスクリプトがなくてもきちんと音が捉えられるはずです。集中しても何と言っているか聞き取れない場合、これは音読トレーニングできちんと忠実にお手本を再現できていないということです。
シャドーイングは、聞き取れない箇所についてはもう一度音読トレーニングに戻りましょうというサインを出してくれるトレーニングなのです。
3.音読トレーニングの効果も得られる英語を声に出すのですから、もちろん音読から得られる効果がここでもある程度は得られます。以下のような特典です。
①文字と音を結びつける
②発音が上手になる(カタカナ英語からの卒業)
③英語を英語のまま理解する英語脳のネットワークを形成し強化する
④いろんな文章・単語・表現を身体で覚える
⑤音読自体が脳の健康によい
⑥話者に感情移入することで学習が楽しくなり継続しやすくなる
4.生活の中で耳が空いている時間の有効活用ができる普段の生活で、手や目などは忙しいけれども耳が空いている時間を英語学習に充てられるかどうかというのは、英語学習が功を奏すかどうかの最も重要な要素の一つです。というか必須です。
本当に結構あるんです。この時間。これは特に都会にお住まいで電車通勤されている方にも朗報です。だって家から職場まで片道1時間かかるならそれをまるごと充てて、仕事を終えて家に戻った時には既に2時間の学習時間を確保できているわけですから。
安価なMP3プレーヤーが簡単に手に入る時代です。最低でも通勤時間は確保しましょう。
よくインターネット上では音読とシャドーイングを比較してどちらがよいかなど検証されていることがあります。
https://dokugakuenglish.com/speaking/ondoku_vs_shadowing/確かにそのような考えも時には必要だとは思います。
しかし、少なくとも個人的にですが私は両方必要だと考えます。それぞれの長所・短所があるのですから。この理由から今までお話ししてきた順番でのトレーニングをお勧めしています。
さあここまででディクテーション⇒⇒⇒シャドーイングまで見てきました。これでリスニング系のトレーニングは完結です、とはなりません。今まで見てきた過程の代替バージョンのトレーニングが存在するのです。
次回はそれについて見ていきます。
今日もまたみなさまのご訪問・閲覧ともにまことにありがとうございました。
みなさまの日々の清き応援クリック、本日もどうかよろしくお願いいたします。
またこれからも精進してまいります。ありがとうございました。
(^^)

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シャドーイングですが、音を頭の中に保持する力を上げることも出来ます。
まあすぐ後から追いかけるので鍛えられる力はそこまでは大きくありませんが、それでも効果はあります。
次回紹介するトレーニングにて、改めてお話します。

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