今度こそ確実に英語をものにするために11

みなさんこんにちは。

今日もまたお忙しい日々に関わらずわざわざ足を運んでいただき、本当にありがとうございます。

さて前回まででリスニングトレーニング、音読系トレーニングについての全容をお話ししました。

今日からはリーディング(サイレントリーディング)についてお話ししていきます。

リーディングについてのお話しの始めに、まず「英語を聞き取る」とはどんな過程から成り立っているかを見てみます。(今日のお話しはこれに限らず全体的に恩師のアイディアを参考にさせていただいています)

1.音をキャッチする
2.経験・知識などをもとに音がどんな単語からなっているか判断
3.単語・熟語・文章レベルで頭から意味を取っていく
4.文脈や状況から複数の意味を持つ表現の意味を特定する

なぜリーディングの記事で「聞き取る過程」について見てみたかと言いますと、それはリスニングとリーディングはそれぞれの過程の多くの部分が重なるからです。



多くの部分が重なるということについて少し脇道にそれたお話しになりますが、人間は文字を読むときも結局は脳内で文字を音に変換して処理しているのだそうです。

みなさん自身も身の回りの方も、文字の意味をしっかりとらえるためにわざわざ声を出して読んでいることがあるはずです。

すなわち、過程中の1と2は時には双方向関係になっているともいえます。今日のお話しに直接はかんけいありませんが、重要なことなので覚えておいてください。

1と2はリスニング特有の過程です。1においては、リーディングでは「文字をキャッチ」になりますし、2に至っては不要になります。

しかし、3と4は完全に重複します。これらのことが何を意味するのかというと

①どんなに音をキャッチする力を高めようとも、3と4の力が弱いと決して聞き取ることはできない

当然ですよね。例えば

The dog we saw playing in the park was seriously injured in a car accident this morning.

目で読むならばそんなには難しくない文章ですがどうでしょうか。耳から音だけでキャッチしたとして頭から意味を取っていけるでしょうか。

さらに関係副詞を1つ追加して

The dog we saw playing in the park where we would often play baseball was seriously injured in a car accident this morning.

のようになればどうでしょうか。文字でキャッチしたとしても頭からストレスフリーでかつwpm150以上で意味を取っていくのは少なくとも「とても簡単」ではなくなります。

英文の意味を取るのを難しくしている要素はいろいろありますが、最大の要素の一つは語順の違い(修飾する語句の位置の違いなどを含む)です。

日本語ではどんなに長い修飾語句であっても基本的には目的の被修飾語の前に置かれます。一方英語では遠慮なく前後にずばずばと修飾語が入ります。


The 30-year-old park in which we used to enjoy playing soccer(私たちがかつてサッカーを楽しんでいた、完成してから30年になる公園)

日本語では公園が一番最後に来ていますが、英語では前後から容赦なくparkを修飾する語句が使われています。でも結局は英語は修飾語が被修飾語の後にいくらでも配置されることのできる言語であるということもここで付け加えておきます。

上の文も結局は
The park which is 30 years old that we used to enjoy playing soccerのように全てを後置の語句で説明して言い換えることもできるからです。

話は元に戻しまして、日本語とは根本的に構造が異なる英語を、頭から帰り読みなしでとらえることが出来なければ英語を聞き取ることはできないということ、わかっていただけたでしょうか。

もちろん語順だけはなく単語・熟語・文法知識にも習熟していく必要があります。

②読めないものは聞き取れない

これは①を極端な言い方で言い換えたともいえることです
記事の始めのほうでみたように、英語を聞き取る過程のうち、3と4はリーディングとリスニング共通ですが、リーディングにおいて1は「文字をキャッチ」、そして2は免除状態です。

ここから同じレベルの情報を与えられるとすればリーディングのほうがリスニングより簡単だといえます。これが2の最大の理由です。つまり、音をキャッチする力を磨くのも大事ですが、リーディングすなわち3と4の力を鍛えることも同じくらいかそれ以上に重要なのです。

読めないものは聞き取れない。

リスニングにおいては相手がどういう表現・語彙を用いるか、そしてスピードも未知です。リーディングでは表現・語彙はその都度でも事後的にでも調べることができますし、何といってもスピードは自分でコントロールできます。

聞き取れるものが増えても読み取れるものが増えていかなければそれは「意味を含めての聞き取れる」にはなりません。ただ音をキャッチできているだけです。

これが、聞き取れるの過程で見た、3と4を鍛えるべく毎日大量に読むトレーニングを積まなければならない理由です。

ここまでお疲れさまでした。

今日は①と②を用いてなぜリーディングトレーニングが必要なのかの理由についてお話ししました。

リスニング力養成の必要性については反論を唱える方はまずいないでしょうけれども、「読む」の割合が大きい日本の英語教育、特に大学受験経験者の間ではもしかするとリーディングはそこまでは必要でないのではないかという誤解が発生している可能性があります。

結論は、「相当なレベルまで読み込んだ方でもやっぱり積み重ねが必要」なのです。

繰り返しになりますが、本物のスピードに慣れていないことや、返り読みを矯正する必要があるというのが大きな理由です。読むという1つに限っても、受験英語経験者ですら本物の(実用的な)レベルには到達していないのが大多数の方にあてはまる現状です。

次回からはどう読むかについてお話しする予定です。

今日もお忙しいところのご訪問・閲覧ともにまことにありがとうございました。

みなさまの日々の清き応援クリック、本日もどうかよろしくお願いいたします。

改めてありがとうございました。

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
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2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
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