日本の現状2

みなさんこんにちは。

また当ブログへお越しいただき、
まことにありがとうございます。

前回からの続きです。

日本の現状問題。大きいですね。
複数の社説で取り上げられるのも当然と思えてきます。

最近になって国際化や、「労働力不足を補うための外国人労働者」事情も
手伝い、政府がやっと重い腰を上げて「小学校高学年での英語教育」や、
「大学入試の際に英語のライティング・スピーキングの力も測る」等の
取り組みに舵を切ったのは分かります。

しかし問題の本質は生徒を早いうちから英語に慣れさせることや、
高校生のライティング・スピーキングをきちんとどうやって測るか
よりも、むしろ(少なくとも同程度以上は)教える大人の側にあります。

「日本の英語教育」を受けて、「英語を使えるところ」までたどり
着かなかった生徒がまた「日本の英語教育」を施す立場に回る。

この状況を打破するには、小学生に英語を教えたり、高校生へ
英語4技能を伸ばすよう働きかけたりすることのほかに、
「いま現在の大人」が英語を学習する必要があると思います。

本当はアウトプット編でサプライズとしてお話しする予定だった
ことでしたが、今回日本の現状について考えるためにお話しします。

有名なほうのTOEIC(リスニングやリーディングの力を測るタイプ)
では、秋田市でも弘前市でも毎回数百名程度の受験生が見られます。

対してTOEICSW(スピーキングやライティングの力を測るTOEIC)に
おいては、ほぼ毎月行われているテストですが、東北では仙台市だけが
受験会場で、しかも本当の大都会と違い「毎月受験可能ではない」
という事実にも関わらず、私が実際に受験会場に行ったときの受験者数に驚きました。

なんと、たったの10人(くらい)でした。
(午前の部と午後の部があるのでそれを考慮しても単純計算でおよそ20人)
これが何を意味するかというと、英語を学習する(している)「大人」の数が
少なすぎるのです。受験者が少ないので東北では会場は仙台のみ、
しかも毎月受験可能ではないという事態に陥ってます。

似たようなことが英検1級の2次試験にも言えます。
最近になって英検CBTという、コンピュータを使った方式の普及に手伝い
全国多くの受験会場で英検を受けることができるようになりました。

しかし、1級の2次試験(面接)ではまだ「大都市に行かなければならない」は
存続しています。私自身、仙台市まで行く必要がありました。
(他のいくつかの種類の英語試験でもそうですし、
このような事態が「生徒間の旅費格差」問題につながっていますね)

これは受験者数が少ないということのほかに、「英語面接を行うことの
できる日本人の不足」ももう一つの理由ではないかと思います。

これらのことがどのように、今回社説から取り上げた問題につながるのでしょうか。

なぜ今回政府が民間試験の成績に頼る必要があったのか考えてみましょう。
センター試験は多くの生徒の成績を短期間で測る必要があるため、マークシート方式に
ならざるをえないのは仕方がないことです。この理由からセンター試験では英語の
ライティングやスピーキングの試験を施すのは難しいのもわかります。

ではなぜ民間試験に頼る必要があったのか。
私の個人的意見です。
大学入試での二次試験において、英語の作文や面接を課して採点する
ことのできる教授が不足しているからではないでしょうか。

現に、国語(日本語)であればかなりの数の大学の二次試験で、作文・面接が
行われていますよね。

別の見方をすると、各大学の二次試験できちんと英語の作文や面接の能力を
測ることができていたのであれば、政府がわざわざ生徒の
ライティング・スピーキング能力を「センター試験の段階」で測るために
民間の英語試験に頼る必要は生じなかったといえます。

それゆえ、各大学の二次試験で英語力(ライティング・スピーキング力
はもちろんで理想は4技能全て)を適切に測れたのであれば、

1「異なる試験のスコアを一本化するのは不適切だ(不平等にもなりうる)」
2「地方に住む学生が高い旅費を払って試験を受けなければならない」

等の問題は一切発生せずに済んだといえるのです。

なぜ1の問題が発生しないかというと、同じ大学を志望する生徒が
「同じ大学の二次試験」を受ける限りこれは「平等」そのものだからです。
種々の民間英語試験と違い、難易度は、最低でも同じ学部内では完全平等。

たとえ同じ大学志望の生徒間で、「英語」を採点する教授が違うとしても、
これは他の教科でもありえることですし、「面接官」が違うことだってありえます。
したがって社会通念上既に受け入れられていることなので心配無用です。

そしてなぜ2の問題が発生しないかというと、
「志望大学へ行って受験するための費用」は
たとえ生徒によって著しく違ったとしても、上記と同様に、この差は
社会通念上当然のものとしてすでに日本内では確立しているからです。

少なくとも私の人生では二次試験へ赴く際の費用についての不満は
聞いたことがありません。二次試験は通常、1回きりですしね。

ここで話を戻しまして、なぜ私がこの記事のはじめの方で
「問題の本質は大人の側にある」とか、「大人も学習する
必要がある」とかとお話ししたのでしょうか。

以下の理由からです。

・日本の現状を変えようとする動機はよいけれども、英語学習を
 学生のみに押し付けるのは不平等(年金問題ではないですが
 世代間のギャップとなりえます)

※この「不平等」という言葉、本当は「外国人労働者」問題で国会が
 揺れていたとき(そしてマスコミが「どうやって日本語教育を
 彼らに提供するか」について論じていたとき)にも感じてました

「なぜ日本の労働力を補ってくれる側」だけに語学を求めるのかと涙
 通常、恩恵を受ける側が恩に報いるために何かを負担するのが筋です。
 しかも同じ「1日あたりの労働時間」なのに… 本当に不平等です。

・学生のみならず今現在の「大人」もともに学習する責任を
 負うことで、現在の学生のだけに頼るより、より早いペースで「英語が
 使える大人の数」が増える⇒日本の現状をより早い段階で改善できる

日本の現状がよくなっていけば、以下のことが期待できます。

1 学生が日本の「英語教育」を受け修了することで「英語が使える」
  地点に自動的に到達できる可能性が高まる

このことは、記事のはじめのほうでお話しした
【「日本の英語教育」を受けて、「英語を使えるところ」までたどり
着かなかった生徒がまた「日本の英語教育」を施す立場に回る】
という負の連鎖を断ち切ることを意味します。

2 英語のリスニング・リーディングのみならずライティング・
  スピーキング力も測る試験がもっと盛んになり、英検1級
  だろうとTOEICSWほかどの英語試験だろうと
  大都会へ行く必要がなくなる

3 各大学において、英語4技能の力を測ることができるようになり、
  前回と今回で取り上げた問題のすべてを解決できる

4 (おまけですが)そもそも外国人労働者の受入開始の段階で、
  「日本語教育の早期充実」問題は発生しなかった

   だって「on the job」で彼らに日本語を教えることができますから。

ということになるのです。
※民間の英語試験が廃れていくということは考え難いです。
「客観的な物差し」としてその後も存続していくでしょう

さあ今回の記事で話が長くなりすぎ、そして複雑になりすぎてしまい、
私の「書く力不足」が露呈されてしまいました笑 (T_T)

何とか私の言いたいこと、分かっていただけたでしょうか。

究極の結論は、【「私のブログの目的」が直接これらの問題の
解決につながっている】ということなのでした。

次回からいよいよTOEICについて、お話ししていきます。

みなさまの日々の清きクリック、本当に日本の将来を
明るい方向へ導いてくれています。

今日は特に、ぎこちなくしかも長すぎる記事をわざわざ
読んでいただき、まことにありがとうございました。

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プロフィール

板垣 直人

TOEIC920 TOEICSW340/400 英検1級
1981年3月生まれ 秋田県在住地方公務員
大学受験までは英語を勉強した経験はあったものの、就職してから31歳まで、まったく英語に縁のない生活を送ってました。20代のころからたまにTOEICを受けてましたが(勉強せずに)500~600点台をさまよってばかりでした。
2012年の夏、31歳から少しずつ英語学習を再開し2年後2014年の夏、33歳からは「毎日学習」の軌道に乗せ、今日に至ります。学習時間を確保するためSNS類はやっていません。唯一、学習時間管理のため、study plusに登録しています。(naoto)
経過
2006 9 610
~~この間ぽつぽつと受けてました
2010 01 655 2012夏少しずつ勉強開始
2014 11 655  2014夏勉強が毎日になる
2015 03 865
2015 11 850
2016 01 920(L465R455)
2017 11 340/400(S160/200W180/200)
2018 06 英検1級初挑戦
    一次試験合格も二次試験没涙
    11 二次試験惜敗大涙
2019 02 二次試験落第号泣
    06 二次試験合格
連絡先 naotonaoto198121@gmail.com